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2025年12月13日号

京都1 洛陽十二支妙見会宝剣引継大祭

京一260107a【京都1】12月13日(土)洛陽十二支妙見会(守玄院住職 梅本光祥会長)による令和7年度宝剣引継大祭が、東山の「巳の妙見さん」日體寺(落井良紀住職)で行われた。天候にも恵まれ、更には東山という立地から観光の方までもが法要前の水行を見学され、引継ぎ法要では本堂に満員の参拝者で埋め尽くされ華々しい大祭であった。

法要では、「巳」の妙見さまの日體寺より「午」の妙見さまの本教寺(佐藤文則住職)へ宝剣が引き継がれた。式中には、巳の妙見様より「天馬空を行くというように自由な発想で本年は駒(困)た事のない良い年になるようウマ(馬)くやって下さい。」と口上され、午の妙見さまは「巳の妙見さま、一年大変ご苦労さ馬でした。明年は馬車馬のように働いて働いて働いて働いて馬(ま)いります。」と世情も鑑みた口上で答えられた。

法要後の落井良紀師(日體寺住職)の法話では、「巳」は蜷局を巻くような様子から縁を繋いでいただいております。「巳」ですので財運を繋がれるという意味を持たれがちですが、財運とは財産を表しているのでお金だけではなく人とのご縁や物とのご縁も巡りめぐってくるという

所以であると話された。

さらには、「巳歳で縁を繋いだからこそ来年の午歳は上ウマ(馬)く行く年になる」と「巳」の妙見さまらしく蜷局の如く堂内に笑いの渦を起こし締めくくられた。

2025年11月15日号

京都1 第30回特別信行会

京一251126③【京都1】令和7年11月15日(土)、京都市左京区本山妙傳寺(近藤日康猊下)において「第30回特別信行会」が開催され、多くの僧侶・檀信徒・一般参加者が参集した。本講座は日蓮宗教化活動の一環として長年親しまれてきている。

第一部では、仏教学者として知られる佐々木閑先生(花園大学特別教授)が登壇し、「インド仏教と多様化した日本仏教」と題して、原始仏教から大乗仏教へ至る流れを踏まえつつ、日本における仏教の受容と展開について講義が行われた。佐々木先生は、釈尊の教えがインドからアジア各地へ伝播する過程で、社会や文化に合わせて姿を変えていった歴史を紹介。日本仏教もその影響を受けながら、各宗派が独自の価値観や実践を育んできたことを指摘した。また現代においては、社会の価値観が多様化するなかで、宗教の役割もまた問い直されているとし、会場からは多くの質問が寄せられ、関心の高さがうかがえた。

第二部では京都日蓮宗雅楽会による雅楽演奏会が行われた。管弦の澄んだ響きと舞楽の荘厳な舞が会場を満たし、参加者は雅楽の魅力を改めて感じる貴重な機会となった。

最後に御真骨堂に参拝。御真骨堂には今回特別に日蓮聖人直筆の御曼荼羅が安置され、参加者は恭しく手を合わせ、本山をあとにした。

2025年10月18日号

京都1  近畿教区檀信徒研修道場

京一251024①【京都1】10月18日・19日の両日、京都市上京区の本山妙覚寺(宮﨑日厳貫首)を会場に、日蓮宗近畿教区主催による「第42回近畿教区檀信徒研修道場」が開催された。近畿各地から38名の檀信徒が参加し、今年のテーマ「救い」について二日間にわたり研鑽を深めた。

各講師による講義では、「救いとは何か」「どうすれば救われるのか」という根本的な問いを軸に、仏縁の尊さや、生老病死の四苦をどのように受け止めるべきかなどを学んだ。また、救いを与える仏とは誰なのかを共に考え、久遠実成の本師釈迦牟尼仏こそが私たちを救う仏であること、その救済の姿が顕されている大曼荼羅御本尊の世界に身を置き、法華経の説く普遍的な救いを実感した。

参加者全員が輪になって行った法座では、それぞれが自身の体験を語り合い、救いを感じた瞬間や、苦しみの中で支えとなった信仰を共有した。

最後の主任講義では、法華経・お題目による救済は個人にとどまらず、過去・現在・未来の三世にわたるものであると学び、「救われる自分から、人を救う自分へ」という自覚を新たにした。

参加者からは、「お題目を唱える中で心が整い、救いの意味が少しずつ見えてきた」「人を思いやることが、結局は自分の救いにつながると感じた」との声が聞かれた。二日間は終始和やかでありながらも、深い信仰と感謝に満ちた学びの時間となった。今回得た気づきが、参加者一人ひとりのこれからの信仰実践の糧となる。

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新年のご挨拶。

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