全国の通信記事
2024年3月20日号
山梨1 南部町妙久寺で七面堂改修落慶
【山梨1】山梨県の南端に位置する南部町は、日蓮聖人が身延に入られる際にお立ち寄りになり、波木井実長公がお住まいになっていた地でもある。 身延の急峻な山谷に向かう手前に佇む妙久寺では、日蓮聖人御降誕800年の慶讃事業として七面堂の改築を計画した。
歴史を紐解けば約300年前、当時の住職が七面大明神をお祀りする堂宇を建立し、以来信仰が繋がれてきた。戦後、茅葺き屋根から瓦葺きになってから自然の猛威の前に老朽化が進んでいた。ついには雨漏りの被害により七面大明神を始め、鬼子母神、清正公、行学院日朝上人のお像を本堂へ避難せざるを得なくなった。平成28年に檀信徒の協力のもと改修資金の積立を開始するも、物価の高騰で資材の調達が困難になり工事の開始が1年、また1年と延期された。
こうした状況が続く中で昨年、念願の着工となった。市川泰雅住職は「七面大明神様から感応のお力添えを賜り、懸念事項が一気に解決されました。建設委員長をはじめ護持会役員、総代、檀信徒の祈りが結集し工事の開始を迎えることができました」と当時のことを語っていた。
天候にも恵まれ改築工事は順調に進み、3月20日彼岸の中日、落慶竣工の日を迎えた。当日は朝に降った雨風が収まり、気持ちの良い天候の中、遷座と開堂を関係参加者で祝した。役員各氏は「寺観も改まり檀信徒の結束も強くなりました。今回の落慶をもとに、さらに信行と信仰の継承を念頭に励みたい」と話していた。
2024年2月12日号
山梨1 志摩坊開創750年・最上位経王大菩薩大祭
【山梨1】2月12日、身延山内支院志摩房にて、4年ぶりとなる開創日傳聖人報恩法要並びに最上位経王大菩薩大祭が執り行われた。身延山内で最も歴史ある宿坊と伝えられる志摩房は、中老僧の恵朝阿闍梨日傳聖人(善智法印)によって開創され、本年2月8日で750年の節目を迎える。日傳聖人の御命日である2月12日に毎年大祭が行われていたが、コロナ禍により自粛が余儀なくされていた。日傳聖人720遠忌である本年、4年ぶりに通常開催がされ、100名もの檀信徒が全国各地より参列された。法要では志摩房の裏山にて祀られている最上位経王大菩薩が特別開扉され、身延山内支院並びに有縁の各聖による加持祈祷が行われた。法要後には、山梨県出身のジャズシンガー・若林みわさんによる演奏が披露され、心地よい歌声と音色に参拝者は胸を躍らせていた。志摩房住職・佐藤順行上人は「お寺は皆様からお布施をいただいて護持する事が出来ています。この大祭では、お寺から皆様へのお布施という気持ちでさせていただいております。」と参列者へ日頃の感謝の気持ちを述べられていた。
2023年5月27日号
山梨1 身延町横根実教寺で法灯継承式
【山梨1】山梨県身延町実教寺において令和5年5月27日、午前9時半より入寺行列、午前10時より法灯継承式が行われ、第35世石川正雄師から第36世石川智正師に払子が継承された。石川正雄師より関係各聖、各位への感謝の言葉と「数年前に体調を崩してから身延山開創750年を節目とし、後進に法灯を譲りたいと考えてまいりました。これからは新住職を支え協力していきたい」との挨拶が述べられ、石川智正師より「法灯を継承したという責任の重さを感じております。住職としての強い自覚を持ち、これからも日々精進してまいります。そして寺門を守っていくためには、檀信徒の皆様方のご支援、ご協力が必要であります。これからも先代、先々代同様のご協力をお願い致します」との決意と挨拶が述べられた。



















