全国の通信記事
2022年1月15日号
徳島 一日寒修行
【徳島】宗務所主催の一日寒修行が15日、徳島市本行寺を会所として開催され、檀信徒、寺族16人が参加した。
寒修行は古くより市内の寺院5ヶ寺が小寒から節分までの寒中に行っており、夕方6時から市内6コースを日替わりで団扇太鼓を叩きながらお題目を唱えて1時間ほど歩く。途中、その地区の檀信徒の宅や店に立ち寄り、家内安全や除災得幸、商売繁盛等を祈念、寒行さんと呼ばれ親しまれている冬の伝統行事である。以前は檀信徒も参加していたが交通事情の悪化や参加者の高齢化によって現在は僧侶のみで行っている。
宗務所ではこの寒修行に檀信徒や寺族が参加できるよう平成21年より開催している。
2021年2月13日号
徳島 日蓮聖人御降誕八百年管区慶讃大法要
【徳島】令和三年二月十三日、善学寺にて大塚教温徳島県宗務所長(善学寺住職)を導師に、県内寺院総出仕のもと、宗祖日蓮大聖人御降誕八百年徳島管区慶讃大法要が営まれた。法要では大塚教温宗務所長が「慶讃文」を読み上げ報恩感謝が捧げられた。また石川忠幸徳島県檀信徒協議会会長より「誓いの言葉」にて檀信徒の信仰増進の誓いを読み上げられた。また新型コロナウィルスの影響により徳島の各寺院から檀信徒一名を代表に参加してもらい、規模を縮小しての開催となった。
法要後は大塚教温宗務所長より「御降誕八百年のこの記念すべき年に、コロナ禍中により規模を縮小しての開催となりましたが参加頂き有難うございました。今後もお寺と檀信徒共に立正安国を実現していきましょう。」と述べられた。
2019年6月24日号
徳島 第四十三回中四国教区教化研究会議
【徳島】が六月二十四、二十五日、徳島市内で行われ、僧侶約八十人が参加した。
「大切な人やものを失うことによって生まれる、その人なりの自然な反応や感情、プロセスである「グリーフ」。その感情に共感し、支え、行動し、悩みや困難から救う「グリーフサポート」。僧侶ができる「グリーフサポート」を考えてもらいたい。」を研究主題に「いつ、どこで、どのような形で大切な人をなくしても、その人が必要とするサポートを確実に得られる社会の実現」を目指して立ち上げられた一般社団法人リヴオン理事水口陽子師の基調講演「僧侶ができる「グリーフサポート」を考える」を聴講した。その後は4つの分散会が開かれ、活発な議論が交わされた後、全体会議が開かれた。