2026年2月18日
山梨3 山静教区教化研究会議
【山梨三】2月18日、身延山大学講堂において、山梨県第三部宗務所・教化センター企画(企画協力第四部教化センター)の教化研究会議が開催された。当日は、僧侶・寺庭婦人ら約70名が参加した。
テーマは「地方寺院の現実~お寺とは何か?何を{諦める・遺す}のか~」と題し、かつてない変容のただ中にある地方寺院について、研究発表・講演・パネルディスカッション・ワークショップが行われ、立場や年齢を超えて、活発な意見交換がなされた。
講師として、身延山久遠寺庶務部長、日蓮宗長期総合計画PT委員長を務める池上要靖氏、他宗の僧侶らが招かれた。また、オブザーバーとして宗教法人等の諸問題を取り扱う弁護士二名も参加した。講演の中で、「合理的な寺の再編は今後必ず必要になる。その時に、選ばれるお寺になるために、個々の実態に合わせて、今できることを実行しなければならない」という見解がなされる一方で、令和6年11月の宗報に掲載された「日蓮宗グランドデザイン」の解説が池上氏によって行われ、近い将来、直面するであろう現実を研究意図とともに説明を受けた。参加者は真剣な面持ちで講演を聞いていた。また、講演に先立ち、山梨県内の寺院・教師実勢データ分析発表も行われた。その後、第四部教化センター長、SOCIAL TEMPLE代表理事の近藤玄純氏を司会として、パネルディスカッションが行われた。
午後のワークショップでは、「これからのお寺を語ろう」と題し、グループに分かれてワークショップが行われた。宗門から自坊に至るまで、様々な不安・悩み・課題点などを共有し、参加者は立場や役職の垣根を越えて、忌憚のない意見が交わされた。参加者からは「初めて会う人とも、気兼ねなく意見を共有し合うことができ、とても有意義な時間だった」との感想が寄せられた。今後の寺院運営のあり方を考える対話の糸口として、本会議は盛会のうちに終了した。



















