2026年1月27日
埼玉 教師大会開催
【埼玉】令和八年一月二十七日(火)、さいたま市の大宮ソニックシティの会議室にて日蓮宗埼玉県宗務所(石黒淳明所長)主催の教師大会が開催され、四十七名の管内教師が参加した。開式にあたり、石黒所長が挨拶に立ち、「本年も宗内行事が数多く予定されておりますが、皆さまのご理解とご協力を賜りながら、一つ一つを大切に勤めてまいりたい」と述べ、管内の結束を呼びかけた。
続いて講演会が行われ、福井県妙智寺住職坂井是真師を講師に迎え、「いのちに合掌 〜日となれ、蓮となれ〜」と題した講演を行った。坂井師は、自身の生い立ちから在家時代、師僧との出会いを経て得度に至る歩みを語りつつ、「僧侶のスガタとは何か」という根本の問いを参加者に投げかけた。
講演では、現代社会が僧侶に求める姿として三つの理想条件を示した。一つ目は、いのちに響く声で届ける「読経力」、二つ目は、日常の所作そのものが教えとなる「振る舞い」、三つ目は、人々に安心を与える「笑顔」と語り、僧侶像を明示した。
講演に続き、宗務院教務課長、雨宮通一師が登壇し、「日蓮宗の教育を考えよう 〜信行道場を中心として〜」と題して講義を行った。雨宮師は、日蓮宗僧侶養成の現状として、家庭生活と寺院生活の混在による修行環境の変化、師僧と弟子の関係の希薄化、身体的・精神的な負担を抱える僧侶の増加、学ぶ機会の減少などを挙げ、宗門教育の課題を提示した。
さらに、七百五十遠忌事業課長、滝本修司師より第七百五十遠忌事業についての説明がされ、宗門を挙げた取り組みの意義が共有された。
その後、新たに第十二区選出宗会議員に選出された加藤大貴師より宗会報告ならびに指針表明があり、宗政への決意と今後の展望を示した。
最後に各会並びに宗務所から活動報告が行われ、参加者は日蓮宗教師としての使命と責任を改めて胸に刻み、閉会となった。



















