2025年8月31日
山梨4 昭和町妙福寺・妙性寺合併記念式典
午前十時より、妙福寺住職近藤玄純師が御導師を務め、修法導師、四名の式衆、関係者、檀信徒合わせて百名を超える、凛とした法要が開式し新本堂に荘厳なる読経が響き渡った。
式中の経過説明で語られたが、この新本堂が完成するまでは長く困難な道のりだったという。始まりは十一年前、玉穂と昭和にある二つの寺院で、それぞれに本堂の建て替えが必要であり、近藤住職は懇意にしていた株式会社七保の方に最初の打診をした。
しかし、各々で本堂を立て維持管理をしていくのは檀家の皆様の負担があまりにも大きすぎる、セレモニーホールでの葬儀も価格が高騰をしている、何とか本堂で心のこもった葬儀をして送ってあげたい。そして地域にも開かれたお寺にしたいという理念をもって、計画は少しづつ前に進められた。
令和五年には二つの寺院の合併が正式に認められた。建設委員会では住職、建設の専門家、総代、檀信徒方の話し合いが何度も行われ、力を合わせ、山梨の林材・仏教発祥のインド産の石を使用した、葬儀や法事に来ていただいた方々、周りの大切な人の心に残る空間、そのような新本堂と会館が完成したという。
法要の後半には、山梨県第四部宗務所長鈴木康雄師より「一生懸命に、ご協力くださった方々の功徳は本当に計り知れません。寺院のより一層のご隆盛を祈念いたします。」とお祝いの言葉が送られた。また身延山執事庶務部長・奧之院思親閣別当・宗会議員・一部宗務所長・正副干与・大学関係者等、この式典に多くの祝辞が送られた。
最後に住職近藤玄純師よりご臨席、ご協力頂いた全ての方に心よりの御礼が伝えられた。
近藤師は自分の人生を語り、この時世でどうやって小さなお寺を存続させるかを懸命に考えた強い思いを伝えてくれた。「これからは二つのお寺の檀家さん皆と力を合わせ、次世代に信仰を伝えていきたいです。この事業は振り返ってみても、私一人の力ではなく、皆様の力なくしては成し遂げる事は絶対に出来ませんでした。皆様の思いで私は動いてこれました。本当に心より感謝を申し上げます。ありがとうございました。」と深く御礼をして謝辞が伝えられた。




















