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2025年7月17日
栃木 教師研修会
【栃木】宗務所・栃木県声明師会は7月17日、さくら市妙福寺(野澤壯監住職)で教師研修会を開催し、管内僧侶15人が参加した。栃木県声明師会会長を務める那須塩原市等覚院住職、藤﨑善隆師を講師に迎え、「正しい行軌作法を学ぶ」と題して研修会を行った。日蓮宗の法要式は優陀那院日輝和尚の著書『充洽園禮誦儀記』を基とし、昭和6年日蓮聖人の650遠忌、昭和16年の三宗派合同という宗門組織の変革を契機として10年の歳月を経て確立したという歴史について説明した。また僧侶が法要を行なう際に肝要となる尊重な精神と厳粛な態度、そして法要式の必須事項について具体的に解説した。そして正式な場での正しい衣帯の組み合わせや、最近機会が増えてきた椅子席での所作など、質疑応答を交えながら説明した。



















