2024年11月27日
福井中 池上学寮最終同窓会
【福井中】池上学寮は、戦後の池上本門寺の倉庫であった建物を当時の貫首様のお計らいにより、立正大学にお貸しして、昭和二十九年入寮生から昭和四十五年まで、四百二十名の学生を僧風教育の場として使用されてきました。
十一月二十七日 福井県中部 歓喜寺(青木康純住職)にて池上学寮の最終同窓会福井大会が盛大に開催された。
先ず、歓喜寺に到着後、歓喜寺の檀信徒の皆様からお蕎麦や、赤飯をはじめおもてなしを受けて、その後、場を本堂に移し、桐谷征一同窓会会長を導師にて、追悼法要が厳修されました。ご宝前には百名を超える今は亡き寮友の塔婆を建立し読み上げ供養をしてから参加者にお焼香供養・蓮の花(越前和紙で手作り)の献花供養をして頂きました。御導師様の当時を偲んでの声を詰まらされてのご回向に参加者には涙する者もいました。法要の最後には全員立って寮歌を歌い追悼法要を修め、その後は余興で盛大なるトランペット演奏と失明寸前の地元のいさかさんの追悼歌謡ショーも行われました。翌日には、前全国日蓮宗檀信徒協議会々長江守幹男氏が会長をされていた、現在はご次男の康昌氏が経営されている日華化学株式会社を訪問し記念館でご回向を致し、イノベーションセンターを見学させて頂きました。
寮生の中には、大本山、本山の貫首をはじめ、宗会議員や宗務所長等、社会的にも大活躍の方々がおられます。
今回で最終とは残念との声もありました。また、同じ釜の飯を食べた仲間・苦楽を共有してきた仲間・本当に何よりの宝だと年を重ねるとともに感じられた同窓会でした。