2024年11月16日
北海道北 先師法要とお会式
【北海道北】令和6年11月16日、青年会(新渡戸円乗会長)は利尻島の妙海寺(北島真生副住職)にて先師報恩会、翌17日に妙海寺、本立寺、妙泰寺にて青年会協力によるお会式が挙行された。北海道北部青年会では、令和元年から先師報恩会を行なっており今年で6回目となる。利尻島は日本最北の離島である礼文島の南東に位置し「利尻富士」や「利尻昆布」で全国に知られ、春から夏にかけては多くの観光客で賑わう小さな島である。人口は4,700人程だが、利尻島には3つの日蓮宗寺院がある。その中で妙海寺様は唯一、住職(北島俊生上人)の居るお寺であったが、今年の2月にご遷化され今は3ヶ寺とも住職不在となっている。現在は北島真生師が一人で3ヶ寺を守っている。またコロナ禍も追い打ちをかけ、年中行事を満足に出来ない状況が続いていたこともあり、島内から多くの檀信徒が参列された。檀信徒からは「数年振りに沢山のお上人のお経を聞くことが出来て感動しました。また来て下さい。」との言葉をいただいた。法要の最後に新渡戸会長は「会員一同、先師の想いを受け継ぎ、より一層精進して参ります。」と誓いの言葉で挨拶を締めくくり、会員一同、利尻島を後にした。