2024年11月16日
福島 イベント「ザ・ベスト店」
【福島】福島市東光寺は11月16日・17日に、イベント「ザ・ベスト店」を開催した。県内各地から二日間で約1000人以上が来場し、大盛況となった。
当イベントは、住職の齋藤幸弥師が大好きな飲食店、アーティスト、デザイナーなどを集め、 各々の分野で「ベスト」な仕事をする人たちの「店」を、より多くの人に知ってもらい地域を盛り上げよう、という思いからはじまった。
県内を中心とする15店舗が集まり、客殿と境内を使って、アパレル、軽食、焼き菓子、飲み物、書店、アクセサリー、雑貨、バルーンアートなどが販売された。本堂では、クリスタルボウルの演奏による瞑想、ヨガ、ワークショップで作った数珠ブレスレットの祈祷を交互に行った。他にも、コースター作り、タッセルイヤリング作りなどの体験型ショップや、イベント限定の御首題や手ぬぐいも取り揃えた。当日は晴天にも恵まれ、それぞれの店舗で盛況を見せた。
数ある店の中でも特に人気だったのが、郡山市から来たケーキやクッキーなどの焼き菓子を販売する「ケのハレ」だ。何層ものパイ生地で作られ、貝殻のような形をした「スフォリアテッラ」は住職の一推し商品で、イタリアのナポリ地方のお菓子だと言う。その珍しさと美味しさから評判となり、2日目は10時開場前から約30人待ちの列ができた。
来場者は子供からお年寄り、県内外から様々な人が集まった。ワークショップで真剣に数珠玉を選ぶ親子。展示された色彩豊かなセーターに袖を通す婦人。客殿のイートインスペースで美味しそうにワッフルを食べる女の子。お堂の前で静かに手を合わせてから焼き芋を買う男性。そのほとんどは、普段お寺に馴染みのない人たちだった。「こんなところにお寺があるとは知らなかった」「イメージしていたお寺とは違っておしゃれだった」という驚きの声が聞かれた。今回のイベントは参加した店舗の周知や地域貢献はもちろんのこと、今薄れゆく寺院への関心を高める一助にもなったであろう。
一つの場所を共有し、人々が楽しむ様子はさながらお祭りだった。そんな風に多様な人たち集う場所こそが、まさに「ベスト」な「お寺」なのかもしれない。



















