2024年10月25日
京都2 第70回いのちに合掌・宗徒一日研修会
【京都2】宗務所(森淳亮所長)・檀信徒協議会(向井義昶会長)主催の第70回いのちに合掌・宗徒一日研修会が10月6日与謝野町、實相寺(酒井英隆住職)で開催され、管内僧侶檀信徒合わせて約230人が参加した。
まず酒井英隆師を導師に管内修法師のもと国梼法要が行われ、本年は松島日應猊下(佐賀県鎮西本山護国光勝寺貫首)を招き、午前「我、如来の使いなり」、午後「いのちに合掌-息るに学ぶ-」を演題に2部にわたって講演いただいた。
1部では光勝寺の縁起、会場寺院との深いつながりを話され、また体験談を通して「私たちはお釈迦様、日蓮大聖人から血脈を頂いた如来の使いであり、如来の使いとしての目的を見つけてください。」と話された。
2部では、息を引き取るということの意味や呼吸(間)の使い方の説明から臨終の事を話された。「臨終の事を学ぶと生きることの目標が見えてきて生き方が変わる。私たちの命にどう向き合い、行動するのかを考えていかなければならない。生きるという事は菩薩行をすることで、如来の使いの目的はお題目をお唱えするという事、これが如来の使いの目的であろう。」と話された。またご自身の経験から法華経を信じ、信じぬくことが大切であると話された。
時に笑い声も聞こえる、とても魅力ある講演であった。