2024年10月8日
長崎 九州教区檀信徒研修道場
【長崎】令和6年度 第39回 九州教区檀信徒研修道場が、10月8日~9日の一泊二日で長崎県諫早市本清寺(和田恵晶住職)を会場に、檀信徒84名、教師14名、計98名の参加者が集まり開催された。講師に、大分県杵築市 延隆寺住職 首藤泰隆師をお迎えし『お題目を繋ぎたい』という演題で講義が行われた。講演では、首藤師が、僧侶になった経緯や今のお寺にご縁を頂いたお話、また現在、参拝者に法話をしながら書く、イラスト入りの御首題について話された。この御首題は、大きな話題となっており、全国各地から毎月約100名の参拝者が訪れる。首藤師は、色々な方々との交流を通して、“寺離れ”“宗教離れ”と言われているが、「本当は、お寺は求められている」と言い、そして法華経のお寺には、妙薬!“今をよりよく生きるための心のお薬”がおかれている、たくさんの方に気づいてほしい、と話す。参加者の一人は、「とても感銘を受けました。お題目の有り難さにあらためて感謝します。またお寺へのお参りが楽しみになりました。」と話していた。
二日目は、諫早市白木峰高原でコスモスの散策、小浜温泉で足湯を体験し昼食後、解散となった。
首藤師は、この御首題がきっかけとなり、日蓮宗マスコットキャラクター「こぞうくんのグッズイラスト」や大分県日蓮宗の「お坊さんの描いたカレンダー」のイラストなどを担当している。