2024年9月26日
新潟東 北陸教区檀信徒研修道場
【新潟東】令和6年9月26日、27日の1泊2日の日程で、新潟市妙光寺において「第30回北陸教区檀信徒研修道場」が開催され、北陸教区各地より約20名の檀信徒が参加した。
1日目は妙光寺の小川良恵御住職による「妙光寺縁起と歴史について」講義があり、次に妙光寺境内裏手にあるかつて日蓮聖人が岩屋に住みついた七頭一尾の大蛇を教化し、大蛇が七面大明神となった伝承のある「七面大天女岩屋」にて唱題行をしました。そしてお寺に戻り声明修行として声明師会長青木泰洋師による指導のもとで「道場偈」「奉送」の声明練習を行い、1日目の講義・修行体験をすべて終えました。
2日目はまず長岡市法福寺を参拝しました。この場所は、日蓮聖人が佐渡流罪前に風待ちで7日間滞在したことから「北国最初の法華説法霊場」と呼ばれ、寺泊御書を書くのに用いた水を汲んだところから名付けられた「硯水の井戸」や昭和39年に法福寺信者一同の力で祖師道境内に建設された「日蓮聖人の獅子吼の説法銅像」等を参拝し、かつてこの場所にも日蓮聖人がいた事を感じた一同からは感嘆の声があがっていた。
その後再び妙光寺に戻り書写修行で御首題と御遺文を書写し、そして本堂にて報恩法要と閉会式が行われた。報恩法要では前日に練習した声明や御遺文・お題目を唱える姿は仏様のような姿であった。最後に竹岡智大北陸副教区長より修了証が手渡され講義・修行体験全ての日程を終えました。