2024年6月2日
山形 身延・伊豆合同団参
【山形】令和6年6月2日~4日の2泊3日にわたり、山形県宗務所主催の身延・伊豆合同団参が行われた。参拝した寺院は身延山久遠寺、小泉久遠寺、川奈蓮慶寺、池上本門寺の4ヶ寺である。参加教師は16名、参加檀信徒は73名、総勢89名の参加であった。今回は大型バス3台を貸し切っての団参であり、1日目、参加者は県内数カ所の集合場所から各バスに乗車し、午後4時半頃身延山に到着した。宿坊は清水房と大乘坊の2カ所に宿泊。
2日目は朝4時半に起床、5時半からの朝勤に参加した。身延山に初めて参拝した檀信徒は、伽藍の大きさに驚いた様子であった。朝勤終了後大客殿で朝食をとり、9時からの輪番奉仕に臨んだ。輪番では旧書院にて持田法主猊下より委嘱を受け、御真骨堂にて法儀が執り行われた。その後祖師堂で御開帳を受け、最後に外で写真撮影を行い、身延山参拝は終了となった。その後昼食会場の富嶽温泉へ移動、昼食後、本山である小泉久遠寺へ参拝した。黒門から富士山が見えることで有名であるが、あいにく曇り空で見ることは叶わなかった。次に川奈の蓮慶寺に参拝した。舟守弥三郎ゆかりの寺院であり、御開帳後、田中智海貫首のご法話を受けるとユーモアある話に檀信徒からは笑いが漏れていた。2日目の行程は終わり、宿は熱海のホテルに宿泊、懇親会では僧侶、檀信徒皆が一同に会して懇親を深めた。
3日目は池上本門寺へ参拝。「孝道示現の祖師」の御開帳、菅野日彰猊下の御経頂戴を受け、皆感激の様子であった。朗峰会館にて昼食をとり帰路に着いた。
参加した檀信徒から感想を聞くと、「昔から身延山に参拝したいと思っていて、今回この機会に参拝することができ感激した。」「亡き夫の写真を持参して、一緒に身延山に参拝できて良かった。」「どのお寺も立派なお寺ばかりでびっくりした。」「他のお寺の檀信徒共仲を深める事ができて良かった。」「ご飯がとても美味しかった。」「またぜひ企画して頂ければ参加したい。」等々、大変好評であった。