全国の通信記事
2024年5月30日
神奈川2 妙長寺 鱗供養大祭150年
【神奈川2】5月30日、鎌倉市妙長寺(神和秀住職)は、鱗供養大祭150年並びに放生会を行い40名が参列した。
鱗供養は明治11年に境内に鱗供養塔を建立してから100年を迎えた年より10年に1度行われる法要で海の生き物への供養と海の安全祈願を祈る。
鱗供養塔前で法要後、慰霊行脚を行い材木座海岸沖の船上にて住職が読経し松尾崇・鎌倉市長と共に散華と生きた魚を海に放つ放生会を行った。また、SDGs14番「海の豊かさを守ろう」の目標から深刻な海洋汚染を軽減し、魚が住みやすい綺麗な海にして私たちがいつまでも海の恩恵を頂けるように法要後、参加者で鎌倉の海の清掃をした。
神住職は「お手伝い頂いた皆様に感謝申しあげます。以前は有志の漁業組合で10尺の角塔婆を建立していたが、後世を考慮し総代・草柳教治により黒御影石の石塔が建立された。お参りの際にはぜひ石塔にもお参りしてください。」と挨拶した。