2024年1月17日
山梨4 「1・17」追悼のつどい
【山梨4】1995年1月7日、深度7の大きな揺れによって瞬時に神戸は壊滅的被害を受け、高速道路や建物の倒壊、火災による家屋の焼失、
6432名の尊い犠牲は、日本中に驚きと悲しみを与えました。
大震災から29年目を迎えた令和6年1月17日、震災発生当初から現地で支援を続けるNPO法人災害危機管理システムアース(立本寺住職石原顕正理事長)は、本堂にて「1・17」追悼のつどいを開いた。
法要では、僧侶5名による声明と太鼓の音に合わせて唱えられた「陀羅尼品」が参列者の集う本堂に響き渡った。
震災発生15年目に、震災によって失われた悲しみや、やり場のない気持ちをこめて、再び心のより所を取り戻したい一念で制作されたという「神戸希望の鐘」が本堂中央に置かれ、参加者全員が鐘を突き、祈りをささげた。
石原顕正師は「今、私達にできる事は、被災者に寄り添う気持ちを持って、犠牲となった人々をいつまでも忘れることなく、震災を風化させないことが必要ではないでしょうか」と想いを語る。
現地神戸での追悼式は2020年で終えたが、今年も尊い犠牲者の鎮魂と、生き残った人々の希望ある未来を願い、私達は決して「ひとり」ではなく、皆様と共に平和を「祈り」続けたい。と思いを託してくれた。