2023年12月15日
北海道北 歳末たすけあい募金
【北海道北】12月15日、北海道北部社教会と青年会が合同で行っている歳末たすけあい募金の勧募活動が行われた。この活動は30年以上前から継続している事業であり、
今年も雪の降るなか旭川市駅前広場と旭川市銀座通商店街で15時から17時までの2時間にわたって13名の教師が街頭に立ち、募金への協力のお願いを呼びかけた。
この時期の旭川はとても寒く気温も氷点下であるが、通りかかった多くの方達が足を止めて協力をしてくれた。コロナ禍が落ち着き、旭川市も外国人観光客が
増えており、中には募金に協力してくれる外国人の方もいた。また管内のお寺からは、行事の際に檀信徒に協力を呼びかけていただき、多くの募金が寄せられた。
街頭と管内寺院からの募金を合わせて338,144円が集まり、中島英明師(社教会会長)と島田啓嗣師(青年会会長)、新渡戸円乗師(青年会h副会長)の3名が22日に
「北海道新聞旭川支社」へ届けた。この募金は昭和40年に設立された「北海道新聞社会福祉振興基金」を通して北海道内の福祉向上の為に使用される。
主な用途は学生の奨学金、福祉分野の人材育成支援、ボランティア活動の支援等である。 募金後も慰労会で中島会長は会員に対して「昨今、募金詐欺等の事件も
目にするが、日蓮宗教師として自信を持ってこの活動を次世代へと繋ぎ、宗祖の教えである安穏な社会づくりに貢献して参りましょう。」と強く語りかけた。