2023年10月28日
愛知名古屋 「一日、聞法の集い」
【愛知名古屋】10月28日、愛知県名古屋布教師会(西区円頓寺住職 塩田宝裕会長)は、西区の円頓寺において、一日心静かにお説教を聴聞する「一日、聞法の集い」を開催した。秋晴れの清々しい青空となったこの日、教師・檀信徒合わせて約100人が参加した。
第一講は、熱田区本遠寺住職 伊藤友範師が「伝えることの難しさ」と題し、お釈迦さまが説かれた法華経がどうして私たちにとって難しいものと感じるかを、当時の時代背景や身近な具体例を交えながら説明し、だからこそお題目は本当にありがたいものだと述べ、参加者は熱心に耳を傾けていた。
第二講では、南区妙教寺住職 久富法人師が「如説修行 功徳甚多」と題し、日常の中で手を合わせて感謝することの大切さを説き、修行の中で得られた学びを自分だけのものとせず、周りの人々に伝えていくことが重要であると述べ、参加者はうなずきながら聞き入っていた。
また当日は、円頓寺の周りの商店街でイベントが行われており、外国人も含め多くの方が本堂まで参拝し、手を合わせる姿もあった。
参加者からは「難しいと思っていた仏教のことを、わかりやすい言葉で説明してもらえた。良い時間を過ごさせてもらった」との声が聞かれた。