2023年7月24日
福島 青年会が修養道場
【福島】会津若松市大法寺に於いて、福島県日蓮宗青年会(曲山貴雄会長)は、7月24日(月)~25日(火)の二日間に亘り令和5年夏休み子供修養道場を開催した。昨年は対象を管内寺院子弟に限定し、新型コロナウイルス感染リスクの回避を念頭に置いた小規模開催としたが、今年は開催出来なかった年を含め4年ぶりの開催となった。
初日は9時30分集合の後、開会式が行われ、作務行と感謝についての法話を拝聴し、仏事研修としてお寺の敷地内の作務行を実践した。昼食を挿み、お題目の法話の後、仏事研修として唱題行を行った。子供達も真剣な表情で取り組み、汗をかきながら大きな声でお題目を一緒に唱えた。記念撮影の後、会津自然の家にバスで移動し、アスレチックやモルック等の体験をし、夕食を終えた後に将来の夢や好きなものについて子供たちが発表する為の夢作文を作成。入浴の後、就寝し初日の修養活動に幕を閉じた。
2日目は朝6時に起床。ラジオ体操の後朝食を頂き、荷支度を整えて自然の家内部の池にてカヌー体験、そして子供同士のペアを組んでの大モルック大会、昼食を挿んで木材等の端材をグルーガンで接着し好きなものや動物を作るジョイントクラフト体験を行った。バスでお寺に戻り、修了式を行った後解散となった。
最後に曲山会長は子供達に、「初めにお寺にきた時と修了式をした今を比べるとみんな周りの人の為に行動出来るようになりました、声もとても大きくなっています。感謝の気持ちや言葉もごにょごにょと話しても、言葉にしないと伝わりません。今日お家に帰ったら、お父さんお母さんに2日間で学んだ感謝の気持ちを伝えてください。」と語って2日間の夏休み子供修養道場を締めくった。