2023年7月16日
福岡 第9回妙覚寺林間学校
【福岡】福岡県篠栗町の妙覚寺では、令和5年7月16日(日)~17日(祝)2日間にわたり、児童43名、スタッフ40名の参加を得て林間学校が開催された。1日目は10時に集合・受付をして開校式が行われた。開校式では、子供用に作成されたお経本を配布し、勧請・開経偈・自我偈・お題目・回向を参加者全員でご本尊さまにお唱えした。開校式前には野出修輝住職から合掌の姿勢やその意義について、子供たちにかみ砕いて分かりやすく説明した。
その後、手作りのドラム缶風呂やプール、ターザンロープで子供たちは大いに遊んで満喫した。夜は境内地にテントを張り、男子はテントの中で就寝、女子は本堂にて就寝した。
2日目も1日目同様、境内地で遊び、最後の昼食は竹を使った流しソーメンを子供たちと参加スタッフに振る舞った。閉校式でも読経、お題目を唱え、住職から仏様の教えについて法話が行われた。
参加者は必ずしも、妙覚寺の檀信徒だけではなかったが、お経や作法、正座など慣れない事に、ぎこちない動作ではあったが興味深々で楽しんでいた。林間学校を通じて、お題目や仏教の教えを学び、これを仏縁として、子供たちや参加スタッフの心にお題目の種を撒く。いずれその種が信仰により開花され仏の華を咲かせることを祈りつつ、4年ぶりの林間学校は無事終了を迎えた。