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2023年6月25日
長野 小諸市尊立寺で法灯継承式
【長野】小諸市尊立寺で6月25日、第18世鈴木裕皓上人の入寺式と第17世鈴木晃慈(常教院日行)上人の本葬儀が営まれた。当日は管内より約20名の僧侶と60名の檀信徒が参列。午前には入寺式が厳粛に進められ、清々しい読経と唱題、楽の笛の音が堂内に響き渡った。法要後、挨拶に立った鈴木裕皓師は「晃慈上人は、この世界にはおられませんが、私は上人の背中を追って上人に近づくべく精進して参ります。」師匠への報恩の思いが参列者の胸に響いた。
また同日午後には、2月23日に世寿77歳で遷化された同寺第17世鈴木晃慈(常教院日行)上人の本葬儀が営まれた。師は尊立寺第17世として住職就任以来、約半世紀に渡り法燈を守り、長野県宗務所副長、長野県修法師会長を歴任、また日蓮宗長野県北信同志会会長を一期務め、二期目に就任したばかりであった。本葬儀ではその功績により2級法功章の授与がなされた。