全国の通信記事
2023年5月28日号
山口 纏振りのパフォーマンス
【山口】5月28日、山口県の僧侶十数名と檀信徒たちが、美祢市美祢社会復帰促進センターにおいて開催された、豊田前 愛のまごころ矯正展にて、山口県教誨師会として纏ふりのパフォーマンスを行なった。会の発足は五年前。山口県には元々「講」といえるものが無く、纏も手作り、笛や太鼓も他県の指導や動画からの見よう見まねから少しずつ形にしていった。まといは元々火消しが用いた道具。聴衆の煩悩の火を消し去り、笛と太鼓の響きで矯正展を大いに盛り上げた。
兵庫北 寺院檀信徒協議会合同総会
【兵庫北】令和5年度兵庫県北部寺院檀信徒協議会合同総会が豊岡市日高町立光寺で開催された。5月28日午前10時より同寺本堂にて法味言上後、39名が出席し、昨年度の昨年度の会計報告・事業報告、並びに今年度の会計予算・事業計画などを約1時間半にわたって審議した。
午後からは立正安国お題目結縁運動「いのちに合掌」支部研修会を開催。64名が出席し、DVD「いのちに合掌」を視聴した後、参加者でのディスカッションを行った。「こんな時代だからこそ改めていのちの大切さを考えることができた」「子供や孫に信仰の大切さを伝えていく事が大切だと感じた」と様々な意見交換を行った。
2023年5月27日号
山梨1 身延町横根実教寺で法灯継承式
【山梨1】山梨県身延町実教寺において令和5年5月27日、午前9時半より入寺行列、午前10時より法灯継承式が行われ、第35世石川正雄師から第36世石川智正師に払子が継承された。石川正雄師より関係各聖、各位への感謝の言葉と「数年前に体調を崩してから身延山開創750年を節目とし、後進に法灯を譲りたいと考えてまいりました。これからは新住職を支え協力していきたい」との挨拶が述べられ、石川智正師より「法灯を継承したという責任の重さを感じております。住職としての強い自覚を持ち、これからも日々精進してまいります。そして寺門を守っていくためには、檀信徒の皆様方のご支援、ご協力が必要であります。これからも先代、先々代同様のご協力をお願い致します」との決意と挨拶が述べられた。