千葉東　銚子市妙福寺で千部会大祭「藤まつり」

【千葉東）銚子の妙見様　海上山　妙福寺（廣野観匡住職）に於いて、樹齢８００年の臥龍の藤が花咲く中、千部会大祭「藤まつり」が開催された。

４月２９（昭和の日）と３０日　妙見宮において震災復興祈願の千部会が厳修された。

4月２９日に「鹿嶋(かしま)琉球(りゅうきゅう)太鼓(たいこ)」が本堂前で色鮮やかな衣装を身に着(つ)けて、太鼓の演舞を披露した。「そ～いや、イヤサッサ！」と掛け声を上げながら、右や左さらに後ろ前と躍動感(やくどうかん)溢(あふ)れる動きと共に太鼓を打４ち鳴らした。大勢の参拝者も身体で演舞を受け止め、活気に満ち溢(あふ)れ、心が洗われ、妙見様のご利益倍増を実感していた。

5月3日（憲法記念日）にはフォーリングスターズも本堂前で懐(なつ)かしのメロディーを演奏した。今年は例年より暖かく、藤の花の咲くのが早く、すでに終盤を迎えてしまった。でも、ギターやサックスと打楽器の演奏に合わせて懐かしの歌も披露され、コロナ禍で翻弄されていた多くの参拝者に心の安らぎを届けることができた。

5月7日（日）4年ぶりに御神輿(おみこし)が渡(と)御(ぎょ)される予定だったが、あいにく雨天になり、中止された。「コロナが完全には収束していないので御神輿の渡御はまだ早いのかもしれないなー。」と廣野住職の感想であった。