2022年7月15日
新潟西・柏崎市番神堂で萬巻会
【新潟西】7月15日柏崎市番神堂(秋山文孝主管)で、萬巻会が行われた。
番神堂は佐渡配流から赦免された日蓮大聖人が着岸された番神海岸を見下ろす岬に建つお堂で、祀られる三十番神は日蓮大聖人自ら勧請されたと伝わっている。萬巻会へは毎年多くの人々が参拝し、参拝者の御祈願のほか疫病の終息、地域や世界の安寧が祈念された。
法要後は管内の寺庭婦人ならびに檀信徒の有志による法華和讃が奉納されたほか、さる6月18日に逝去した秋山栄代子さん(番神堂を管理する妙行寺秋山文孝師の令夫人)への追弔和讃が奉唱され、60年の長きにわたり寺庭婦人として番神堂と妙行寺を護り檀信徒教化に尽力された功績を称え、遺徳を偲んだ。
また翌16日は同番神堂にて中越沖地震慰霊法要・復興祈願が行われた。
平成19年に発生した中越沖地震では15人が死亡し、2316人が重軽傷者を負うなど各地で甚大な被害をもたらした。ここ番神堂でも同様に鐘楼堂が倒壊するなどの被害を受けたが、年内に鐘楼堂を再建し、翌平成20年より毎年欠かさず慰霊法要を行っている。
当日は約30人が参列し地震発生時刻の午前10時13分に黙禱が行われ、亡くなった15人の慰霊と、東日本大震災などの近年に発生した様々な自然災害、コロナウイルスなどの疫病による犠牲者の慰霊、ロシア連邦によるウクライナ侵攻ほか全世界での紛争の終結、世界平和が祈念された。
また法要に先立ち新潟県西部青年会(会長:小田泰映)による中越沖地震慰霊行脚が行われ、柏崎市内には青年僧による力強いお題目の声が響き渡った。
両日の法要で導師を努めた妙満寺住職 秋山文裕上人は「昨今は日蓮大聖人が生きた鎌倉時代と同様に様々な災難が発生しており、不安な日々を過ごされている方が多くいると思うが、仏様・三十番神様は間違いなく見守ってくださっている。どうか平穏な世の中が訪れるように、まずは私達自身がしっかりとお勤めしなければならない。いよいよ来年は日蓮大聖人が番神岬にご着岸されてから750年の記念すべき日を迎える。僧俗一丸となって聖日を迎えたい。」と力強く語った。



















