全国の通信記事
2021年12月27日
兵庫東 絵本「アンジャリ」を出版
【兵庫東】兵庫県東部管区による宗祖御降誕800年の慶讃事業として絵本「アンジャリ」が出版された。アンジャリとはインドの言葉で「合掌」の意味である。その作画をされたのが神戸市 本壽寺の檀信徒で絵画作家のNORITAMAさんである。NORITAMAさんは信仰熱心な家庭に育ち、親と一緒にお寺にお参りし、お手伝いをする中で学んだ「感謝」の心を伝えたいという想いで作画したと語る。また今回の絵本には様々な生き物を登場させ、そして言葉を少なくしたという。それは親と子が一緒に絵本を見る中で、それぞれの家庭が大切にしている「感謝」のカタチをそれぞれの言葉で伝えやすい余白を残す為だという。この絵本を通じた親子の時間によって、合掌し、感謝をするという心が子どもたちに育まれて欲しいと語った。尚、この絵本「アンジャリ」は日蓮宗新聞社を通じて全国に販売されている。そして今回絵本の展示も含めた個展が神戸市のブッカートカフェにて12月1日より28日まで開催された。また寺院での絵本原画展も今後予定している。