2019年8月30日
ちば東・銚子市妙福寺で授戒授名式
【千葉東】廣野観匡住職が戒師を勤めた授戒授名式が銚子市妙福寺において行われた。生前に法号を授与される意義について、機会あるごとには説明している。この度、生前法号について理解した三人が立会者の都合をつけて式に参列した。白鳥 裕さんは東京都大田区大森に住んでおり、池上本門寺に近い上、近くに住む戸澤宗充法尼に親しく教えを受け立会者としても参列してもらった。生前授戒の話を友人にすると十人が十人「縁起でもない事言うな。」と怒られたそうだ。死後の授戒という事が常識としてほとんどの人々に誤解されている。鈴木完(さだ)勇(お)・政代さん夫妻は妙福寺の年中行事だけでなく宗務所行事にも参加され、信仰熱心なご夫婦で、将来の為に息子さんに参列してもらった。ご子息も荘厳な式に感銘を受けており、急な都合で奥さんが参列出来なくなり、非常に残念がっていた。
生前法号の意義や生前法号授与の盛んな地域について、日蓮宗新聞の令和元年8月1日号に大きく取り上げられていたが、その意義については理解されていないのが一般的なのが残念だ。