2019年2月26日
愛知名古屋 安藤日瑛上人の通夜、葬儀式
【愛知名古屋】去る二月二十六日(火)、二十七日(水)中村区 正悦山 妙行寺に於いて、縁頭本山 頂妙寺 第八十九世、正悦山 妙行寺 第三十三世 安藤信行 真浄院日瑛上人(世壽九十歳)の通夜、葬儀式が、大本山 正中山法華経寺貫首 新井日湛猊下を大導師に迎え、管内外有縁の各聖式衆のもと執り行われた。式には二日間を通して管内外有縁の寺院、妙行寺寺族、檀信徒を合わせ、総勢約四百名を超える弔問者が上人のご遺徳を偲び参列した。
通夜式は午後六時、御題目唱和と共に東区 本覚寺住職 伊藤守温導師が入堂。読経、回向の後、遺弟の安藤英龍上人より集まった多くの参列者に向け謝辞が述べられた。発せられる言葉一つ一つをしっかりと受け止めようとする檀信徒の様子がとても印象的であった。
翌、葬儀式では午前十一時、奏楽と共に新井日湛大導師が入堂。式中には新井日湛大導師より歎徳がなされた後、愛知県名古屋宗務所長 東区 壽元寺住職 石垣一鳳所長(宗務総長代読)、本山頂妙寺参与 広島県福山市妙政寺 宇根海静住職、中区 首題寺 加藤通幸住職(達師法縁繋珠会中京支部代表)より弔辞が拝読され、上人との別れを惜しむと共に増円妙道を祈念した。総代の小出正敏様の謝辞では、「本山頂妙寺貫首様になられてより八年間、妙行寺檀信徒一丸となり延べ百回以上、毎月欠かす事無く、本山へ参詣し、我々に信仰の重きを教えて頂きました」と感謝の言葉が述べられた。その後、遺弟より「お上人は常々、当山は檀信徒の皆様のおかげでこうして寄り添いながら歩んでこられた。この事は本当に感謝すべき事であると申しておりました。これからもその歩みを変えること無く、お上人の遺志をしっかりと受け継ぎ、前に進む覚悟でございます」と決意を述べ、参列者への感謝の言葉で結んだ。
尚、本山頂妙寺に於いて、令和元年五月三十日に本葬儀が執り行われる。