2018年7月27日
北海道南 函館市妙心寺修練道場
【北海道南】七月二十七日から二泊三日で函館市谷地頭にある中山法華経寺北海道別院 臥牛山 妙心寺にて修練道場が開かれた。
妙心寺の修練道場は今年六月にご遷化された当山先代の若松知泉僧正が始められたもので今年で三十六回目を数える。
修練道場の運営には妙心寺副住職の若松誨泉上人・若松裕泉上人・奥様・妙心会・松法会さらには近隣寺院の青年僧がスタッフとして参加している。
今年の子供たちは過去最多の五十三名の小学校1年生から中学1年生までが集まった。
毎年欠かさず参加する子供たちが多く、OB・OGとなってもスタッフとして参加する子供たちも年々増えている。
1日目はお寺の近くにある「ふるる函館」(函館市青少年研修センター)を借りて始まる。最初は家族へ日頃伝えにくい感謝の言葉を手紙に書き家に帰る頃に届くようにハガキを出す。
その後、体育館で暑さに負けずに子供達と共にスタッフも加わりリレー・ドッジボールをして汗をかき、夕食を迎える。
食事の際には元気溢れる大きな声で食法を唱え、寝る前にはスタッフとして参加した八雲池浦寛道上人からの法話を聞き一日を振り返り就寝となる。
2日目は朝のラジオ体操から始まり、一度お寺に向かい朝勤をする。食事後は自分たちが使った布団の整理と部屋の掃除をし、お寺へと移動後は毎年スタッフが考えた修練道場の思い出の一つとなる工作をする。
今年の工作は個性溢れる多彩なキーホルダーを作成。昼食後はお寺から三〇分ほど歩いた所に函館の坂道を利用し開催されたウォータースライダーを滑る為に暑さに負けることなく歩き楽しんでいた。その後、お寺の近くにある谷地頭温泉へ移動してお風呂での思い出を作った。
夕食は毎年住職が汗を流しながら率先してスタッフとともに子供たちに食べさせていたジンギスカン・焼きそば。今年も変わることなくスタッフが調理した。おにぎりは妙心寺奥様をはじめ女性スタッフの方たちが一つ一つ子供たちへの思いも込めて握ってくれる。
子供たちも道産子らしく準備されたジンギスカンを喜んで食べ、食事後は花火をし、
尊神堂をゴールとした肝試しをする。中には泣いてしまう子供や棄権する子供もいるが
最後にはみんな尊神堂に集まりを副住職 若松祐泉上人からの問いかけに子供たちは一生懸命考え、発言し、そして今までの自分を思い出し、見詰めなおし静かな時間を過ごし就寝する。
3日目の朝もラジオ体操から始まり、朝勤を終えて食事をする。二泊三日の修練道場で仲間となり共に過ごした時間の中の法話や工作、友達との交流など子供たちが感じたことを作文にまとめ修練道場の最後となる妙心寺の水子供養に一般の檀信徒とともに参加し子供たちは献花をして一緒にお経を読む。
水子供養が終わるとそのまま本堂で閉会式となる。今年は前住職若松知泉僧正の優しいお顔の遺影の前で副住職 若松誨泉上人がに参加した一人一人の子供に修了書を手渡す。子供たちも大きな声で返事をして胸を張りながら受け取る。前住職がご遷化されて寂しさが残る修錬道場であったが前住職の「修錬道場は休まずび続けてくれ」というお言葉に答えるように子供たちの元気な姿・声・笑顔が絶えることなく最後に子供たちからスタッフに感謝の言葉が贈られて終了した。
閉会式のあとは、毎年恒例のスタッフが準備したかき氷や、焼き鳥・くじ引き等準備したバザーで子供を迎えに来た親御さんや一般の檀信徒とともに楽しんでスタッフの見送る中、「来年もまたきます!」と笑顔で子供たちは帰って行った。
全ての日程を終了したあと、副住職若松誨泉上人は「修練道場は、函館市内近郊の子供たちを対象に53人が集まり開催することになりました。最近寺離れが問題となっておりますが、子供たちに少しでもお寺とのご縁と興味を持ってもらいたく、毎年いろいろな事を考えながら取り組んでおります。みんなと仲良く和になってこれからも精進して参りたいとおもいます。」と話してくださりました。



















