全国の通信記事
2017年4月28日号
富山 第764回立教開宗会
【富山】平成29年4月28日、富山県氷見市の寶徳寺(高野本悦住職)において、第764回立教開宗会が行われました。法要に先立ち、氷見市内を富山県日蓮宗青年僧が唱題行脚をしました。
法要には今年度の布教方針にある常不軽菩薩品の24字「我深敬汝等」を唱和し、伝道企画会議では各寺院の布教方針について討論がなされました。管内33か寺の結束を深める一日になりました。
佐賀 婦人部統一信行会
【佐賀】立教開宗の聖日である四月二十八日、小城市の鎮西本山松尾山光勝寺において、宗務所(田中英康会長)主催の婦人部統一信行会が開催された。
佐賀県内の各寺院より、寺庭婦人、女性の檀信徒の方々が集まり、僧俗合わせて200名程の参加者が、光勝寺の本堂にて精進の時間を過ごした。
まず最初に、田中所長を導師として、法味言上がなされた後、私たちの「いのち」があることの尊さ・有難さを伝えられた。
次に、光勝寺の平井日延貫首が、松尾山が開山より700年の節目を迎えたことについて、信仰を繋いできた日蓮宗信者の方へ、感謝の意を表すと共に、今後の光勝寺のさらなる護持をお願いされていた。
その後、横須賀市大光寺ご住職の瀧川真弘上人による講演が行われた。「いのちに合掌」を演題として、合掌にも色々な種類があることを述べられた。特に、自身の出家に至るまでの経験の中で、お題目が生きる力を、苦しみに立ち向かう力を与えてくれることを、確信を持って強く語られていた。
また、2020年には、龍口法難から750年の節目ということで、繰り弁を交えつつ、鎌倉や龍口等、日蓮大聖人ゆかりの地をアピールされていた。
法話の後に昼食休憩を挟み、午後の研修として、声明師会(藤本宣文会長)による、和讃・仏讃歌の練習が行われた。
佐賀県では10月末に御法大会が開催される為、また、来るご降誕800年を見据えて、いつもよりも力が入った指導がなされてた。
天気にも恵まれ、新緑の美しい本山での信行会を通して、
参加者一人一人が、いのちが今ここにあることを改めて気付き・感謝し、
「いのちに合掌」を日々の生活の中で意識することができるようになったのではないだろうか。
山梨1 祖師像修復完成遷座式
【山梨1】追分帝釈結社=感井坊(内野光智上人教導)で祖師像修復完成遷座式が平成29年4月25日(火)寺院、信徒、地元有志108名にて行われた。内野上人は、5年前から感井坊を任されお堂を修繕したり、朽ちた休憩所を撤去した。祖師像も湿気等で痛んでおり修復を志し、昨年4月28日に感井坊より身延山大学の工房に移り、柳本伊左雄特任教授の指導のもと一年かけて修復がおこなわれた。修復された祖師像が御輿にのり工房を信徒と共に出発、身延山祖師堂で御開帳をうけ法主様よりご挨拶を頂いた。ロープウェイにて奥の院思親閣を経由し感井坊へと到着した。遷座式法要を行い、一同で読経、唱題を捧げた。内野上人は、「管理させて頂いてから
、町の方々や、多くの方のお力を得てここまでこれました。まだ復興半ばです。少しずつ進んで行きたいと思います。」とお礼を述べていた。