全国の通信記事
2017年3月29日号
福井北 福井県修法師連合会総会
【福井北】福井県修法師連合会が三月二十九日、福井県北部修法師会(赤星龍寛会長)当番にて総会及び研修会を福井市妙長寺(山内是正住職)にて開催し、県内の修法師二十五名が参加した。
法味言上ののち、赤星会長は「世間では、正しい書き順で書けば字は美しくなり、正しく歩けば一万歩も歩かずに姿勢が整い、健康になれると言われております。日本人は古来よりそうした日常生活の動作から文化や武道に至るまで、正しいやり方、すなわち型を作り、そこに美を追求してきました。修法も、木剣や幣束等の正しい型を忘れず、しっかりと意識を向けて魂を注がなければ、相手に感動を与えることはありません。今日の研修がその学びの一助となるでしょう。」と挨拶した。
研修会は高木龍延師(法見寺住職・大阪市修法師会会長・近畿教区常任理事)を招いて「幣束と実践修法」と題して行われた。高木講師の計らいで随時質疑応答の機会が設けられ、参加者から活発に質問がなされた。
静岡中 読誦会
【静岡中部】法華経要品読誦之会(永田寿英会長)は、3月29日に読誦会を行った。この会は県内外の有志僧侶にて定期的に行われている読誦会で、今回は静岡本山青龍山本覚寺(渡邊日心貫首)を会場に行われた。本年は当寺開創の中老僧・治部阿闍梨日位上人の700遠忌にあたるため、その趣旨をもって読誦。午前中に5巻、午後に5巻の計10巻を法味言上。参拝のお檀家さん方には特別祈祷も行われた。
2017年3月27日号
岡山 少年少女の集い
【岡山】立正青年会(藤沢貴文会長)は3月27日~29日の2泊3日の日程で「第27回少年少女の集い」を開催され、会員一同と、子供達25名が参加した。
例年であれば1泊2日で開催されているが、本年は岡山立正青年会創立55周年を記念して、約10年ぶりに身延山久遠寺(内野日総猊下)へとお参りした。
27日の早朝、岡山駅に集合した一行はバスに乗り込み、途中で休憩を取りながら、約9時間を掛けて身延に到着した。到着後はご廟所へとお参りし、藤沢会長導師のもと、今回の少年少女の集いが無事に修了するよう祈願と、無事に身延へと到着出来たことへの報恩感謝の気持ちをこめて、法味言上した。
その後、宿泊先である清水坊(内野光智住職)に到着し、夕食後に会員指導のもとお経練習と仏事作法。初めての子も多かったが、皆一生懸命に取り組んでいた。
2日目早朝、5時に起床した一行は身延山久遠寺本堂と祖師堂の朝勤に参列し、当日は気温0℃という寒さではあったが、前日のお経練習と仏事作法を一生懸命発揮していた。
その後、境内を散策した一行は、9時より藤沢会長導師のもと、輪番奉仕に参列。旧書院にて内野日総法主猊下の法話を拝聴の後、御真骨堂にて法要が行われた。
輪番法要を終えた一行は更に、奥の院思親閣へも参拝し、その後再び清水坊へと戻り、昼食の後、身延の地を跡にした。
2日目、3日目と滋賀県、大阪府にて工場見学等々も体験し、29日の夜、無事に岡山へと到着し、本年の「第27回少年少女の集い」も無事に幕を閉じた。