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2017年2月27日
北海道東 石井見祐師帰山奉告式
【北海道東】2月27日、釧路郡釧路町昆布森・妙善寺(石井見祐住職)において、100日間の荒行を成満した初行・石井見祐師の帰山奉告式が執り行われた。この日の最低気温はマイナス16度、厳寒の中、檀信徒一丸となって早朝より準備が進められた。午前10時30分、雲一つない青空の下、檀信徒約70人が見守る中、本堂前にて石井見祐師のもと荒行僧7人による水行が行われた。その後堂内で特別祈祷、帰山奉告式が行われ、初行成満の思いの詰まった帰山奉告文が御宝前に読み上げられた。見守る檀信徒の中には、荒行を成満した見祐師の姿に涙を抑えきれない様子の人も見受けられた。見祐師もまた謝辞において、感涙極まる様子で無事成満出来たことの感謝と、檀信徒の支えに応えるべくこれからに更に精進してい
くことを述べた。檀信徒からは「住職が無事に戻られて安心した。」「元々痩せている住職がさらに痩せている、本当に厳しい修行であったのだろう。」等の声が寄せられた。