2016年10月21日
栃木 災害対策研修会
【栃木】10月21日、栃木県宗務所(慈眼寺横山真康所長)主催の災害対策研修会が、東京都西部宗務所(新宿常圓寺内)に於いて開催され、11名の管内有志の教師が参加した。
東日本大震災時、宗務所長でもあった矢嶋泰淳災害対策委員長(新宿区幸國寺住職)に講師を依頼し、震災発生当時所長として、宗務所としてどのように対応したか、また、災害対策委員会を起ち上げるにあたりどのようなことに注意すべきかなどの話を聞いた。
また、デジタル簡易無線機を導入し、管内160ヶ寺をどの様に網羅しているか、寺院が孤立した時にどの様に対応したらいいのかなども無線機の長所短所も交えながら事細かに話してくれた。
その後、常圓寺祖師堂4階の宗務所へ移動し、非常時の対策や備蓄食料や衛生用品など備品がどの様に管理されているかなどを見学した。
矢嶋委員長は「備蓄・備品は消費期限などを一括で管理するためにも同じものを持っていることが大事。災害への備えをしているだけではいざという時に気付かない点が出てくる。実際に自分たちで体験・実践してみないと分からないことがたくさんあった。皆さんも夜にブレーカーを落としてみると意外な盲点が見つかりますよ。」と話し、また、「人は孤立が一番怖いから災害があったらお寺に来る。そこでお寺・僧侶の資質を問われる。最低でも災害時の電源の確保、通信伝達さえしっかりしていればなんとかしのげる。何が何でも生き残るという心構え、報酬が無くても責任が生じ、途中で投げ出すことが出来ないこともあるという覚悟も必要です。」と非常事態発生時の心構えも話した。
横山真康所長は「同じことは出来ないかもしれないが、真似出来るところは遠慮なく真似して管内で積極的に働きかけて説得していきたい。」と締めくくった。



















