2015年10月29日
大阪和泉 管内合同御会式
【大阪和泉】宗務所(佐野一秀所長)は、堺市本山妙國寺(岡部日聡貫首)で10月29日、管内合同御会式を開催、僧侶檀信徒約150人が参加した。導師を務めた岡部貫首は、「讃歎文」で御遺文「報恩抄」の一説を拝読し、734回目の遠忌をお迎えになった日蓮聖人に報恩感謝の意を述べた。法要後の挨拶では「本日、皆様とお唱えした法華経こそがお釈迦様の本懐でございます。その法華経とお題目をお弘めになったのがお祖師様日蓮聖人であり、私たちが法華経をよみ、お題目を唱えられるのは日蓮聖人のおかげであります。そのありがたいお祖師様日蓮聖人にお会いできる日という意味で、御会式と言います。今年も、皆様無事に過ごし、こうしてお祖師様にお会いできました。来年も無事に来られますようよろしくお願いします、と心を込めて、最後にお題目を一唱致しましょう。」と述べた。参加者一同による、一際大きな「南無妙法蓮華経」が堂内に響き渡り、法要閉式となった。法要後は日聖寺住職藤本静潤上人より、日蓮聖人への報恩感謝、立正安国をテーマに、終戦70年の節目を踏まえ戦争の悲惨さ、平和のありがたさにも触れつつ法話が行われた。参加者一同、日蓮聖人への感謝、法華経・お題目のありがたさを噛みしめる一日となった。