2015年8月4日
山形 山形市浄光寺主催の寺子屋
【山形】山形市浄光寺(畑栄明住職)主催の寺子屋が最高気温37℃予報の中8月4、5日の日程で開催された。この寺子屋は、昔の寺子屋のように各地から子どもたちが集まって寺に泊まる経験をし、そこで仏さまの教えにふれたり自立心を学んだりすることを目的に毎年おこなわれている。今年は総勢23名の少年少女、下は小学校1年生から上は中学校1年生までが参加した。
子供達は寺子屋で食法や唱題行のお勤めを体験する。今年は福祉施設での交流会や野草園での工作なども含まれており、特に子供達が楽しみにしているのはお寺での肝試しと花火である。
開校式では矢吹海慶師(天童市妙法寺住職)の命についてのお説法を聞き、命を支えるいのちについての考えを深めた。その後、仏前作法に唱題行と先生方が見守るなかで厳しい修行が行われ、また食事の際には無言で正座。普段はすることがなく慣れない正座だったが、子供達は足の痛みに耐えて頑張りぬいていた。高齢者福祉施設にも訪問し、みんなで練習した花笠踊りと歌を披露。施設の入居者は一様に喜んでおられた。肝試しでは泣いて怖がったり、走って逃げたり大はしゃぎ。その後は花火で盛り上がって、広いお部屋でみんな就寝。お寺に泊まるという初めての体験でなかなか寝付けない子もいたが、次の日のお勤めも掃除も元気にこなしていた。スイカを食べたり、野草園で木材を切って削って穴をあけてコマや動物をつくったりと楽しい企画が盛りだくさんだった。
時には厳しく、時には楽しく、それぞれが思ったこと感じたことは違っても、同じ空間で過ごした二日間。子供達はきっと何かを得て帰ってくれたはずだ。はじめ数珠の持ち方も知らなかった子供達が、最終日には立派な作法で大きく唱題する姿があった。
日蓮大聖人が「子に過ぎたる宝なし」と申されているように、子供達は未来を開く大切な宝である。寺子屋で食法や唱題行を体験し自らの心を律する体験や命の尊さ、感謝の心をもち、健やかな成長の一助となれば幸いである。



















