全国の通信記事
2015年1月21日号
名古屋社教会ら 認知症サポーター養成講座
平成二十七年一月二十一日（水）名古屋社会教化事業協会（東区妙泉寺住職 石黒泰良会長）は、立正福祉会名古屋家庭児童相談室の共催で「認知症サポーター養成講座」を開催した。「認知症サポーター」とは近年人口の高齢化に伴い認知症の高齢者が増加する中、認知症を正しく理解し正しい接し方を学んだ人、すなわち認知症の人への「応援者」である。
講座では「社会福祉法人名古屋市社会福祉協議会名古屋市東区いきいき支援センター」の社会福祉士より、認知症の動向や認知症の人への正しい対応について説明がなされ、集まった約三十名の聴衆は熱心に耳を傾けた。参加者からは「身近に認知症の人がいれば、心に余裕を持って接してあげたい」「気にかける心を持ちたい」といった声が聴かれた。講座終了後には認知症サポーターの証であるオレンジリングが手渡され、参加者は会場を後にした。
一人一人が認知症に対する正しい知識を持ち、地域が一つになってサポートする体制を構築することが今後益々必要となるであろう。現代社会に目を向け、今すべき事を常に模索する名古屋社会教化事業協会に今後も注目が集まりそうだ。
青森県立正青年会主催傾聴研修会
【青森】青森県日蓮宗立正青年会(最上泰滉会長)は１月２１日、田舎館村久成寺（最上泰俊住職)において「傾聴研修会」を開催し、僧侶１６人が参加した。
講師に弘前大学大学院助教 田中真先生を迎え、「傾聴による信頼関係の築き方」と題し講義が行われた。
講義の中で「傾聴とは素直に聞くという事。しかし素直に聞くというのは思い込みなど先入観のため難しいことだが相談者と喜怒哀楽を共有する姿勢や声掛けをすることで信頼関係を構築していくことが大事」と話した。
質疑応答では参加者が自身に実際に寄せられた相談についてどう対処するべきかというような具体的な質問もよせられ、充実した研修会となった。
参加者からは「講義内容も非常にわかりやすく、人の心に寄り添うということを学ぶ有意義な研修会だった。是非また研修の機会を設けてほしい」という声が聞かれた
2015年1月18日号
千葉南・小澤玄松師主催で広島土砂災害義援金チャリティーコンサート
【千葉南部】勝浦の本善寺住職小澤玄松師は、１月１８日に昨年の広島土砂災害義援金チャリティとして、勝浦市教育委員会他の後援を得て、勝浦市内に新築されたばかりの芸術文化交流センターで、第９回青少年健全育成音楽振興「寺内タケシとブルージーンズ」のコンサートを開催した。
来場者は、南は九州大分県から、北は岩手県、秋田、岐阜、富山、名古屋、長野、静岡、関東圏内から４００名以上、市内の方を含め総勢６５０名の方が文化財のエレキサウンドを楽しんだ。
又、小澤玄松師も出演し演奏に参加し『さすらいのギター』などを演奏、地元ゴスペルコーラス、更には三善英史氏のゲスト出演もあり、他では見られない内容の濃いコンサートであった。
石破茂代議士、文部科学大臣下村博文代議士、小池百合子代議士、亀田郁夫県議会議員等のお祝いの生花によってコンサートのグレードは上がり、文部科学大臣特別推薦を頂いている寺内タケシ氏の演奏に、益々箔が付いたと来場者は喜んでいた。
広島土砂災害義援金、１３６.８００円は、後日猿田寿男勝浦市長に届けられた。
