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2014年2月16日号
亡くなった兄に誓って
【大阪和泉】初行を成満した南條善政師の帰山奉告式が2月16日、大阪府堺市法華寺(南條良輔住職)で行われ、大勢の檀信徒が参列した。
行列、水行後に続いて行われた奉告式で善政師は、涙を浮かべながら力強い声で帰山奉告文を読み上げ、最後の挨拶では「くじけそうなときは亡き兄を思い浮かべて自分を奮い立たせて頑張りました。最後まで頑張れたのは兄のお陰です。また、今回の行を経験して身の回りに家族や友人、檀信徒の皆様がいる事のありがたさをつくづく感じました」と涙ながらに謝辞を述べた。
名古屋・大祈祷会 今日の日を心待ちにする檀信徒
【愛知・名古屋】日蓮聖人御降誕会御正当に当たる、平成二十六年二月十六日(日)名古屋修法師会(緑区本源院住職 玉森潮慎会長)は日蓮宗名古屋宗務所の協賛で、東区浄蓮寺(藤浩一住職)において『日蓮宗大祈?会』を開催した。午前九時からの特別祈祷を前に、早くも堂内には多くの檀信徒が集まり、今日の日を心待ちにしていた様子が伺えた。そして終日、御祈祷をうける人の波は途絶えなかった。午後一時からは本年度の大荒行堂成満行僧による水行が行われた。この日は大変風の強い日であったが、水行場の周りには多くの檀信徒が詰めかけ、水行の迫力にその時ばかりは寒さを忘れる程、熱心に手を合わせていた。その後本堂に於いて全修法師会員と集まった檀信徒と共に「世界立正平和祈願大法要」と「東日本大震災物故者並びに交通事故物故者追善法要」が厳修された。
法要後には名古屋修法師会が十数年に亘り続けている宗門への「災害対策金寄贈」が行われ、宗務院の風間隨修総務部長(京都府妙栄寺住職)に手渡された。併せて日蓮宗名古屋宗務所に対しても「災害対策基金」が寄贈された。
お寺を後にする人々の表情は、皆すがすがしく笑顔であった。「また来年も家族総出でお参りに来たいです」と語る檀信徒の声は、今後の名古屋修法師会の布教活動と社会貢献活動の大きな原動力となりそうだ。
第参行井本学修師 帰山式
【岡山】去る二月十六日、赤穂市大津に位置する妙典寺(井本学明住職)に於いて、第参行井本学修師(岡山市妙林寺寄在)の成満奉告式が営まれ、僧侶檀信徒約二百名が参列した。
ここ妙典寺は、即心院日慧上人の開山で、備前の妙圀寺より行脚の砌、文亀二年(一五〇二)大津法花垣内に法花道場を開創されたのが妙典寺である。
当日は、午前九時より親大古久輦台・纏・稚児行列、十時より水行式、十時半より奉告式が行われ、厳かにも盛大に執り行われた。
式中、岡山県宗務所長(岡山市太然寺)大野玄秀師・岡山管区選出宗会議員(岡山市妙楽寺)北山孝治師・岡山県修法師会会長(津山市蓮光寺)石川正之師・総本山身延山久遠寺常置会議員大本山妙顕寺参与(岡山市妙林寺)小埜栄裕師より祝辞があった。
学修師は、成満報告文において「一人の力ではなく檀信徒の力」との思いを力強く発していた。
謝辞において、師父学明住職は「幼い頃より水行を見て育ち、今や参行を成満するに至った。ここ妙典寺は修法のみでなく言説の機会が多い寺である。これからも修法・言説を両立し、御生誕八百年を見据えて檀信徒と共に妙典寺を盛り上げていって欲しい。」と語った。
護持会長赤松光弘氏の「檀信徒の心が一つになるのは間違いない」いう言葉を受け、最後に学修師が、「百日間励まし合いながら、同行の皆様のおかげで成満することができました。この世知辛い世の中で、微笑み続ける大黒様を迎えることができ本当に嬉しい限りです。新しいことを始めることによって、それが行事となり歴史となります。ここ妙典寺を素晴らしいお寺にするべく、これからも檀信徒の皆様と共に頑張ってまいります。」と、決意を述べた。



















