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2014年7月28日号
鳥取・修養道場で千羽鶴作成
【鳥取】主催鳥取県日蓮宗青年会・後援日蓮宗鳥取県宗務所(石指浩絃所長)、教化センター(都泰雄センター長)で第八回修養道場わんぱく寺子屋が宗務所(石指浩絃所長)にて七月二十八日に開催されました。
子どもたち三十八名、青年会会員、管内寺院、寺庭婦人会より二十一名が参加した。九月に行われる青年会主催・後援鳥取県宗務所の東日本大震災慰霊法要・行脚に際して奉納する千羽鶴を子ども達にもプチ修行と称して作成してもらい、作成した千羽鶴を御宝前にお供えし、青年会会長(米涌玄雅会長)のもと唱題行、祈念が行われ、子ども達は足の痛いのを我慢しながら必死に耐えていた。
昼食には琴浦町の地元グルメあごカツカレーを食べ、午後は海水浴に行き、ビーチフラッグや波立つ海の中を泳いだりと楽しんでいる様子だった。
閉校式では、修了証と合わせて記念品を授与し、子ども達の笑顔がこぼれていた。最後に今日一日お世話になった方々にお礼を言って解散となった。
修養道場で介護施設訪問で交流
【東京南】七月二十八日から二泊三日の日程で、東京都南部日蓮宗青年会(罍慈恭会長)主催、「第三十一回子供の集い」が身延山武井坊(小松浄慎住職)で開催され、三十八名の子供達が参加した。
今回は「伝える」ことをテーマに、スタッフ側から子供に伝えるだけでなく、子供達自身が人に伝える喜びを体験してもらうことを主眼に日程を組んだ。
その一つとして、初日の夕食後、家族へ感謝を伝えるための手紙を書いた。日蓮聖人がご両親を追慕された思親閣の由来を話すと、子供達はそれぞれの思いを一生懸命に手紙に込めていた。翌朝は、手紙をリュックに入れ、実際に思親閣を歩いて登詣。御宝前に手紙を供えて開帳を受けた。
山場は、最終日の身延山病院付属の老人ホーム「ケアハウスみのぶ」での法要。子供達が主体となり、年長の参加者が手紙を朗読した後、入居者の健康を祈願した。法要後、「元気でいてください」と言葉を添えながら、子供達が手作りのお守りを入居者の方々に手渡すと、会場は暖かい拍手に包まれた。
この日に向けて、入堂や数珠の持ち方、読経を連日練習したが、一つ一つの所作やその意味を説明すると、子供達なりに理解して、真剣に取り組んでいた姿が印象的だった。
その他、初日には「清水国明の森と湖の楽園」でバーベキュー、二日目には武井坊の境内にて手作りの流し素麺や花火で盛り上がった。法要を終えた最終日の午後は、富士山の裾野の「ぐりんぱ」においてアスレチックなどに興じた。深緑の自然の中、レクリエーションも盛り沢山の日程に子供達は満足した様子だった。
閉会式では、スタッフと記念写真を撮る子供の姿も多く、「また来年も参加したい」と笑顔で家路につく姿を見て、スタッフに安堵の笑みが生まれた。
神一・夏の少年少女修養道場
【神奈川一】去る7月28日から30日、横浜市常眞寺(安藤海潤住職)に於いて、神奈川県第一部日蓮宗青年会(後藤泰行会長)主催の「夏の少年少女修養道場~寺子屋de夏休み~」が開催された。
当管区は本年、横浜・川崎大空襲物故者第七十回忌にあたり、慰霊行脚や施餓鬼法要を行い、戦争や平和について考えてきた。
そこで、今回の修養道場でも子供達と一緒に今一度戦争について学び、平和を祈る心を養い、「平和の木」と題したモニュメントを作成し、当時食べられていた「すいとん」作りを行った。
また、人間すごろくやジェスチャーゲーム等のレクも大変盛り上がり、よく学び、よく遊んだ非常に充実した修養道場であった。