2014年7月24日
本山玄妙寺 経蔵・門柱と塀 国登録文化財に
【静岡西】磐田市見付本山玄妙寺(渡邉一之貫首)の「経蔵」及び「門柱と塀」が国の文化審議会により文部科学相に新たな登録有形文化財(建造物)として答申され、近く登録される事となった。
境内に厳かに建つ経蔵は一九三四(昭和九)年の建築で土蔵風の外観を持ち、火災が多かった同地で古くから伝わる経典を守ろうと耐火性を重視したコンクリート造りが採用され、軒蛇腹や人造石洗い出し仕上げといった当時最先端のデザインが随所に見られる。現在でも一切経などの重要な経典が保存されている。
境内の門柱と塀は、赤土と石灰などを混ぜた三和土で中空ブロックに成型して積んであり、遠州地方の建築技術を伝える希少な例で、再現が困難な技法として貴重だという。渡邉貫首は「市の中でも古い寺院で建造物に文化的な価値が認められたことは、宗門にとっても地域のためにも喜ばしいこと、是非多くの方に見ていただきたい。」と話された。多くの新聞報道各社が取材に訪れ、祖先が経蔵を寄贈したという檀家の匂坂さんは「大変ありがたい、光栄なことです。」と感慨深く見守られていた。



















