全国の通信記事
2014年6月28日号
いつもと違う僧侶の姿に率直な意見飛び交う
【高知】高知県宗務所(渡邊泰秀所長)主催の「第9回お坊さんと遊ぼう」という企画が、6月28日(土)に高知市内のボーリング場で開催された。第3回まではボーリングをした後に、ケーキを参加者全員で一緒に頂くというイベントであったが、5年前から夕方にボーリングを開始し、夜に懇親会を開催するようにしている。さすが酒所土佐と言うべきか懇親会を夜に行うようになってから、参加者が倍増し、本年はボーリング大会に30名、懇親会には60名が参加する大きなイベントとなっている。
普段はなかなか交流を持つことができない、他のお寺の檀信徒同士で交流することはもちろん、僧衣をまとっているときとは雰囲気の違う教師との交流の中で率直な意見が飛び交う懇親会は好評だ。教師としては普段なかなか聞くことのできないざっくばらんな檀信徒の意見は貴重であり、檀信徒としてはそうした意見が反映されるお寺にお参りに行くことが励みになると参加者はいう。また、他のお寺での様々な活動などを聞くことができるため、自分の菩提寺でもそういった活動ができないかなどという意見も挙がったりするなど、管内全体で教師、檀信徒ともに刺激を受けることができる。
2014年6月25日号
寺庭婦人会主催で研修団参
【千葉東】六月二十五日、匝瑳市妙朝寺(八木正勝住職)と匝瑳市妙福寺(難波壽貴代務住職)を会場に、寺庭婦人会(竹中通子会長)主催による管内研修団参が行われ、会員八名が参加した。
毎年開催されている研修団参で、今回で通算二十六回目。年に数回、管内各寺院を参拝し、会場住職を講師として研修を行なっている。募集は寺庭婦人のみならず、寺族にも声をかけ、次世代の育成や寺院の活性化に一役買っている。
参加した会員は、「いろいろなお寺を参拝することが出来て、とても為になります。いずれ管内全ヶ寺を回ることを目標に、地道な活動をしていきたい。」と語っていた。
檀信徒協議会役員総会
【静岡東部】三島市玉沢本山妙法華寺(小池日恩貫首)を会場に、6月25日平成26年度山静教区檀信徒協議会役員総会が開催された。
各管区の会長・各宗務所三役が出席し、午前11時祖師堂に於いてお開帳の後、貫首は「皆さんの信行精進に敬意を表したい。又伊豆縦貫道の開通により沼津インタ?から僅か10分の距離になったので、これからも気軽に参詣願いたい」と挨拶した。
午後1時客殿にて総会が始まり、古田教区長・同会長山口萬敏氏(伊豆市本成寺檀徒)の挨拶の後、会長議長の下 議事に入り、事務局より平成25年度事業報告・収支決算報告し、監査委員より監査報告がなされ、又平成26年度事業計画案予算案が、各々承認。さらに会長より5月16・17日に開催された全国檀信徒協議会常任委員会総会の報告があり「日蓮宗新聞の購読拡張に協力願いたい」と付け加えた。横山山静副教区長の玄題三唱にて閉会した。