2014年2月22日
高津崇弘師 帰山式
【三重】二月二十二日、三重県名張市妙典寺(高津憲周上人住職)において、箕曲教会担任高津崇弘上人の第参行成満帰山奉告式がとりおこなわれた。
穏やかながらも寒風吹き抜ける午前九時。妙典寺から川を隔てること約一キロ先にある箕曲教会前に高津上人ほか行僧上人と檀信徒が集合。
行僧上人が箕曲教会のお堂にて法味言上のお経を唱えたのち、妙典寺に向かって出発。
この日の名張市は、いくぶんか青空を覗かせながらも雲が立ちこめていた。川沿いを吹く風こそ強く、のぼり旗をはためかせたが、川沿いを抜けた後は無風となり、颯爽と行列は歩を進めていった。
午前十時、行列は妙典寺に到着。到着後間もなく高津上人は、第参行を成満された本間詮雄上人(新潟県大安寺住職)以下五人の行僧上人とともに水行披露をおこなわれた。鬼気迫る水行の姿に圧倒され檀信徒は合掌したまま刮目していた。
水行後、午前十時半過ぎより帰山奉告式が厳修。高津崇弘上人は、日蓮宗三重県修法師会会長 高津憲城上人(三重県伊勢市常明寺住職)より許証伝達と祝辞を頂いた。
高津憲城上人は「成満おめでとうございます。通算三百日の行を終えられましたが、今後もこの修法行を専念され寺門興隆のため檀信徒のためがんばって頂きますよう」とお祝いの言葉を述べられた。
つづいて、三重県宗務所長 田中正法上人(三重県伊賀市上行寺住職)より祝辞を受けられた。田中上人は「ご成満、そして師匠・祖父の三代にわたって第参行大黒相承を得られましたこと、誠におめでとうございます。ますますのご精進を期待しております」と述べられた。
檀信徒代表、妙典寺総代の上島啓幹様より祝辞の後、師匠の高津憲周上人から謝辞を述べられた。高津憲周上人は感謝の言葉を述べられ、「帰ってきた大黒様を見た時、なんだか丸々太って見えました。福々しく見えました。やっぱり大黒さんを見たとき、『ありがたいなぁ』と思えて手を合わせるのが一番いいです。坊さんもそう、(崇弘上人には)『偉い坊さん』ではなく『ありがたい坊さん』を目指して精進してもらいたい。」と崇弘上人に熱いエールを送られた。
最後に崇弘上人は、「二月十日に成満をしましたが、こうして帰山し、皆さんの顔を見て始めて『帰ってきた』と実感できました。一百日で頂いた木剣、その切れ味が(第再行・第参行を成満することで)よくなってきたのかと思います。それを皆さんに見ていただき、判断していただきたい。そして、積んできた功徳を皆さんにお返ししたいと思いますので、どうかこれからもよろしくお願い致します」と感謝の想いを述べ、謝辞を終えられた。



















