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2019年6月17日
静岡中・富士市本蔵寺から法華経28品の塗り絵本出版
【静岡中】富士市文化振興財団の理事長を務め、日本画家でもある丸茂湛祥師(富士市本蔵寺住職)が昨年夏、日蓮聖人御降誕八百年と同寺開創四百年を記念して『法華経二十八品図絵』を刊行した。
法華経各品の内容を簡単にまとめ、分かりやすく絵に表したものがこの画冊。白線描のページがあり、塗り絵として利用することはもちろん、著作権フリーで、部分をコピーして寺報のカットとしても使えるようになっている。また大きな仏画を描く際の下絵にもなる。
彩色については、ネパールの細密画の学校に依頼して完成した。ネパールは二〇一五年四月二十五日、大地震にみまわれており、この図絵は、カトマンズの人々に普通の生活を取り戻してほしいとの願いもこめられている。
A4判、119頁、定価3500円+税+送料。お求めは本蔵寺(ファクス0545・52・9786)まで。