全国の通信記事
2025年11月3日号
愛知名古屋 お会式さくら作り
【愛知名古屋市】愛知県名古屋市休玄寺(近藤潮昭住職)では、10月~11月にかけて計4回、檀信徒を中心とした「お会式さくら作り」を実施し、小学1年生の子どもから94歳の方まで、総勢30人ほどが参加した。
講師に休玄寺檀信徒の水野和子さんを招き、紋切りや作り方の説明をした後、参加者たちは作業に入った。型紙に桜色の折り紙を貼り付け、その跡に沿ってハサミやカッターで切っていき、最後にそれを広げると一枚の美しい桜が出来上がる。そして、一枚一枚の桜を紙の糸で繋げ、散華を御守りにして吊るしたら完成となる。参加者たちは作業に夢中になり、楽しみながら紋切りお会式さくらを作り上げた。
紋切りといっても様々な形があり、今回作成した紋切り桜の種類は24種類にも上る。11月3日に行われた休玄寺のお会式では、さまざまな形のきれいな“お会式吊るし紋切りさくら”が装飾され、堂内を華やかな雰囲気にして参拝者たちを楽しませていた。
2025年10月28日号
愛知名古屋 一日、聞法の集い
【愛知名古屋市】10月28日、愛知県名古屋布教師会(西区円頓寺住職 塩田宝裕会長)は、熱田区の本遠寺において、一日心静かにお説教を聴聞する「一日、聞法の集い」を開催した。秋晴れの清々しい青空となったこの日、教師・檀信徒合わせて約100人が参加した。
第一講は、東区情妙寺修徒 林教仁師が「秘められた仏性」と題し、教誨師として少年院の子どもたちと関わる中で、人生において出会う様々なことは、見る角度によって様々な見方があることの尊さを述べ、参加者は熱心に耳を傾けていた。
第二講では、名東区本成寺住職 天野行淳師が「幸せへの道標」と題し、ガンを宣告された家族の物語を通して、自分のためだけでなく誰かのために祈ることの大切さを伝え、参加者はうなずきながら聞き入っていた。
また、今年度は名古屋管内で太鼓練習会が度々開催されたこともあり、大勢の人が太鼓を叩いて一心にお題目をお唱えする中でお説教師さんをお迎えするなど、参加者も一体となって会場の雰囲気を作り上げた。
2025年9月14日号
愛知名古屋 熱田区本遠寺「川施餓鬼水齋会」
【愛知名古屋】9月14日、熱田区本遠寺(伊藤友範住職)で、「川施餓鬼水齋会」が行われ、檀信徒ら約50人が参加した。
川施餓鬼の歴史は古く、享保7年(1722年)8月14日にこの地方を襲った暴風雨によって約4500人もの人が亡くなり、その慰霊と、後に起こった亡霊の祟りを治めるために尾張徳川第四代徳川吉通公の正室である瑞祥院より命を受け始まったとされており、300年以上の歴史がある。以降、漁師町であった熱田では旧暦の8月14日(現在は9月14日)に法要を営み、日頃殺生している生き物の供養をしている。また、水難で亡くなられた方の慰霊や、近年は伊勢湾台風や東日本大震災の犠牲者の供養もあわせて行っている。
お寺でのお彼岸法要後、参加者は東海道五十三次の四十一番目の宿場町「宮の宿」跡地から屋形船に乗り、川を下りながらお経とお題目を唱えて祈りを捧げた。その後、河口近くに差し掛かったところでウナギや果物、野菜、水に溶ける特別な散華などを川に流し供養をした。
参加者の男性は「屋形船に乗るのは久しぶりで風が心地よかった。歴史ある行事なので、来年も参加して古き良き伝統を伝えていきたい」と話していた。



















