全国の通信記事
2024年2月16日号
愛知名古屋 日蓮宗大祈祷会
【愛知名古屋】2月16日、名古屋修法師会(亀廣慈宗会長)は、昭和区法音寺(鈴木正修住職)において「日蓮宗大祈禱会」を開催し、僧侶・檀信徒合わせて約500人が参加した。
9時より本年度の大荒行堂成満行僧による力強い水行が行われ、周りを取り囲んだ檀信徒らは合掌しながら熱心に見守っていた。
また、9時半より本堂に於いて名古屋修法師会員出仕による「世界立正平和祈願大法要」が厳修され、能登半島地震物故者の方々への供養と、被災地の早期復旧などを祈願した。
その後個別祈祷が行われ、参加者はそれぞれの想いを胸に加持祈祷を受けていた。
2024年1月21日号
【愛知名古屋】 青年会寒中修行会
【愛知名古屋】日蓮宗名古屋青年会(鈴木海頌会長)は1月21日、毎年大寒の時期に行う「寒中修行会」を、名東区本成寺(天野行淳住職)を会場に開催した。
当日は足元が悪い中にも関わらず50人近くの檀信徒が参拝し、青年僧と共に祈りを捧げた。
青年会員総出仕のもと行われた「水行」では、檀信徒らが手を合わせて見守る中、青年僧たちが勢いよく水を被った。
その後の「寒行祈願法要」では、読経の迫力ある声が堂内に響き渡る中、檀信徒の祈願が読み上げられた。また、能登半島地震で亡くなられた方々の追善供養と、被災地域の早期復興も併せて祈願した。
法要後には会員の玉森潮春師による法話があり、和やかな雰囲気のもと、檀信徒たちは熱心に耳を傾けていた。
参加者の一人は「青年僧の皆さんや、他の多くの参加者と共にお参りできるのはとても有難いこと。ぜひこれからも続けてほしい」と話していた。
2023年11月26日号
愛知尾張 一宮市国照寺で法灯継承式
【愛知尾張】11月26日に一宮市国照寺で法灯継承式が営まれ、第47世高尾龍友師が新たに住職となった。晴天に恵まれ管内寺院をはじめ有縁の僧侶檀信徒ら約130人が参列する中、式に先立ち石川友基宗務所長より辞令が交付され、一昨年に第46世一耀院日峻上人が遷化した後、国照寺の代務住職を務めていた一宮市心證寺住職の市田弘之師より高尾師へと払子が継承された。高尾師は御宝前で力強く奉告文を読み上げ、その後宗務所長をはじめ身延山久遠寺副総務浜島典彦師らの来賓より祝辞が述べられた。高尾師は謝辞で「代務住職を務められた市田上人には、このお寺に来てから一から様々な事を教えていただいた。今こうしていられるのも全て皆様との御縁のおかげであり感謝しなければいけないと思っている。皆様からの御指導をいただきながら尽力していきたい。」と語った。また総代の浅野氏は「身延山に参拝し高尾上人と初めてお会いした際、大変明るく気さくな人柄ですぐに打ち解ける事が出来た。これからは高尾上人と共に国照寺繁栄の為、一層の努力をしていきたい。」と語った。最後に本堂前で記念撮影を行い和やかな雰囲気の中、式は幕を閉じた。