全国の通信記事
2024年11月10日号
愛知名古屋 名古屋市本住寺で入寺式
【愛知名古屋】秋の深まりが感じられる11月10日、名古屋市東区にある本住寺において有縁の教師・檀信徒が見守る中、大勢の稚児と共に第26世関智苑師から第27世永田智瑛師へと法燈が継承された。
智苑師は、平成3年より33年間本住寺の住職を務め、92歳に至る今日まで寺門の護持に尽力した。
永田智瑛新住職は拂子を受け取るとまず、仏祖三宝への給仕の誠を捧げる供膳を供え、奉告文を奉呈した。その後太鼓が響き渡る中、参列者と共に唱えるお題目の声が響き渡った。智瑛師は寺門興隆・発展を誓い、「幾度となく荒廃し、その都度再建されてこられた先師・檀信徒のご先祖様に感謝し、開創以来27代目の住職として皆様にお題目のファンとなっていただけるようにより一層精進して参ります」と決意を述べ、檀信徒らは「若い住職と共にお題目を唱えていきます」と異体同心を誓った。
2024年10月28日号
愛知名古屋 一日、聞法の集い
【愛知県名古屋市】10月28日、愛知県名古屋布教師会(西区円頓寺住職 塩田宝裕会長)は、東区の大光寺において、一日心静かにお説教を聴聞する「一日、聞法の集い」を開催した。秋晴れの清々しい青空となったこの日、教師・檀信徒合わせて約100人が参加した。
第一講は、昭和区浄昇寺修徒 山川潮悦師が「生」と題し、高座の説明を交えながら話を進め、自らの危機的な体験をもとに家族のつながりの大切さを述べ、参加者は熱心に耳を傾けていた。
第二講では、瑞穂区最経寺住職 深沢友遠師が「一期一会が一会一期となる絆」と題し、いろんな人との一度の出会いが一生の宝物になることを自らの体験を通して述べ、参加者はうなずきながら聞き入っていた。
参加者からは「とても落ち着いた雰囲気で、ありがたいお話を聞くことができた。また来年も参加したい」との声が聞かれた。
2024年9月12日号
愛知名古屋 半日プチ修行「開門」
【愛知名古屋】9月12日、名古屋檀信徒協議会は昭和区法音寺(鈴木正修住職)を会場に半日プチ修行「開門」檀信徒研修会を開催し、檀信徒ら約100人が参加した。講師には求道同願会会長である、東京都本納寺御院首桐谷日應師を迎え、「お題目ってなんだろう?―唱題行の説明と体験―」と題し研修が行われた。
まず最初にお題目や大曼荼羅本尊についてのお話があり、日蓮聖人が大曼荼羅に込められた想いについて触れた場面では、多くの参加者が頷いて共感していた。また、各家庭でも気軽に唱題行に取り組めるよう、唱題行の実践方法について説明があった。
休憩をはさみ後半は、カーテンを閉めて落ち着いた雰囲気の中、木柾と太鼓の音に合わせて実際に唱題行体験を行った。参加者の1人は「木柾と太鼓のリズムが心地よく、あっという間に感じた。心身ともにリフレッシュできた気がする」と笑顔で話していた。