全国の通信記事
2025年2月22日号
愛知名古屋 般谷壽真師の帰山報告式
【愛知名古屋】2月22日、名古屋市中村区壽栄寺において、大荒行堂再行を成満した般谷壽真師の帰山報告式が行われ、檀信徒、僧侶、寺族ら100名が出迎えた。
同行僧5名と共に、身の引き締まる水行の後、本堂にて仏祖三宝に大荒行堂成満の報告を行い、力強い読経が堂内に響き渡った。
壽真師は謝辞で「今回の行は感謝に尽きる行でした。行は一人では出来ず、待って下さっている多くの方々のおかげで成り立っているのだと改めて実感致しました。行での苦修練行を宝に変え、益々精進して参ります」と力強く熱い感謝を述べた。
2025年2月16日号
愛知名古屋 大祈祷会
【愛知名古屋】2月16日、名古屋修法師会(亀廣慈宗会長)は、東区法華寺(石垣一鳳住職)において「日蓮宗大祈禱会」を開催し、寒い日々が続く中、当日は暖かく快晴で絶好の日和ということもあり、徒合わせて約500人もの僧侶・檀信が参加した。
9時半より水行が行われ、本年度の大荒行堂成満行僧らによる水行肝文の力強い声が響き渡ると、会場は厳かな雰囲気に包まれ、周りを取り囲んだ檀信徒らは合掌しながら熱心に見守っていた。
また、10時より本堂に於いて名古屋修法師会員出仕による「世界立正平和祈願大法要」が厳修され、世界各地の紛争・自然災害物故者の方々への供養と、被災地の早期復旧、戦争紛争が早期終結し、苦しむ人々に安穏なる日々が戻るよう祈願した。また、名古屋修法師会は毎年、様々な社会活動・地域貢献・国際協力を行う団体や活動を支援するための「あんのん基金」に寄付を行っており、今年度の寄付金が亀廣会長から宗務院へ手渡された。
その後は個別祈祷が行われ、参加者はそれぞれの想いを胸に加持祈祷を受けていた。
2024年11月10日号
愛知名古屋 名古屋市本住寺で入寺式
【愛知名古屋】秋の深まりが感じられる11月10日、名古屋市東区にある本住寺において有縁の教師・檀信徒が見守る中、大勢の稚児と共に第26世関智苑師から第27世永田智瑛師へと法燈が継承された。
智苑師は、平成3年より33年間本住寺の住職を務め、92歳に至る今日まで寺門の護持に尽力した。
永田智瑛新住職は拂子を受け取るとまず、仏祖三宝への給仕の誠を捧げる供膳を供え、奉告文を奉呈した。その後太鼓が響き渡る中、参列者と共に唱えるお題目の声が響き渡った。智瑛師は寺門興隆・発展を誓い、「幾度となく荒廃し、その都度再建されてこられた先師・檀信徒のご先祖様に感謝し、開創以来27代目の住職として皆様にお題目のファンとなっていただけるようにより一層精進して参ります」と決意を述べ、檀信徒らは「若い住職と共にお題目を唱えていきます」と異体同心を誓った。