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2024年3月3日
愛知名古屋 名古屋市壽元寺で入寺式
【愛知県名古屋市】春の足音を感じられる3月3日、名古屋市東区にある壽元寺では、教師・檀信徒約200人が見守る厳粛な雰囲気の中、第29世石垣一鳳上人より、第30世石垣鳳徳上人へと法燈が継承された。
一鳳上人は、平成19年より壽元寺の住職を務められ、現在は隣接する法華寺の住職を務める。また平成24年より名古屋市宗務所協議員議長、平成28年より名古屋市宗務所長を務められ、宗門の発展に尽力された。謝辞では「長い歴史のある壽元寺の法燈を弟子に継承できて嬉しく思う。今後も変わらぬ御指導、御鞭撻を宜しくお願いします」と述べた。
新住職の鳳徳上人は仏祖三宝への奉告と共に、佛祖への給仕、寺門興隆の誓いを述べ、「壽元寺の『壽』は『寿』の意味で、めでたいことや幸せな気持ちのこと。『元』は『始まり』のことで、名前の通り来た人が仏様の教えにふれ、幸せな気持ちになって帰れるようなお寺を目指したい」と決意を述べ、檀信徒らは温かい目で見守っていた。