全国の通信記事
2026年6月24日号
福島 写経会
【福島】令和8年6月24日、福島県白河市・妙関寺にて檀信徒協議会主催「敬いの心で写経を~一字一字が仏さま」をテーマに、会津若松市・浄光寺住職・大島英翠上人を講師に招き、檀信徒約20名が参加し写経会が行われた。
始めに、写経が法華経に説かれる五つの修行の1つ、お経を書き写す書写行で、「教えを広める」「信心を深くする」「心を清らかにする」3つの功徳があるとされ、一字一字が仏さまであり、丁寧に書くことにより心にゆとりが生まれ、清らかな心を保つ。日常においては、自分を見つめ直す、心が落ち着くなど、写経が心身に穏やかな作用を与えてくれる話に参加者は聞き入っていた。
次に写経の作法として、書かれる文字は仏さまであることから、本来は丁子を口に含み、口を浄めるが、今回は初めての不馴れにより飲み込まないよう丁子の使用は略する説明のあと、私たちの吐く息が直接にかからないようマスクを代用で着用し、筆を持つ手を清める塗香を使うなどの体験に、塗香の香りに心が落ち着き、穏やかな気持ちになるといった声もあった。参加者は筆を取る前に1分間の瞑想をし心身を整え、思いを込め真剣なまなざしで写経に取り組まれていた。
2026年6月14日号
宮城 第50回代議員総会
【宮城】日蓮宗宮城県檀信徒協議会が「第50回代議員総会」を6月14日、仙台ガーデンパレスにて開催した。谷川海正(宮城宗務所所長)発音のもと御題目三唱をして、千葉米勝(檀信徒協議会会長)、谷川海正の挨拶があり、事業・決算報告をして事業計画・予算が発表された。その後に檀信徒協議会50周年記念講演を、講師に山梨県笛吹市 蓮朝寺住職 秋山善生上人をお迎えして行われた。講演で、秋山上人は「お釈迦さまが遺言を残されて、行動したのが日蓮聖人。南無妙法蓮華経とは、生きとし生けるものみな幸せであるように。」また、「お釈迦さまが説いた法華経を信じること まだ気づいてない人に教えてあげること。なぜこの世に生をうけたか?なんの為に生きてるのか? 気づくことによってご先祖様や今、生かされている環境にも感謝できる。」そして、「生活の中に南無妙法蓮華経があるのではなく、南無妙法蓮華経の中に生活がある。」と檀信徒に分かりやすく話された。
秋山上人より参加された人に、大東出版社発行の『南無妙法蓮華経のこころ』という本が配られた。秋山上人は「この本は、とても読みやすいのでご自身だけではなく、是非ご家族、親戚にも進めてください。」と話された。
参加していた檀信徒は、「とても分かりやすく、お話して下さったのでよかったです。この頂いた本も家族で読みます。」と話していた。
2026年5月30日号
福島 会津若松市浄光寺で法灯継承式
【福島】令和8年5月30日、会津若松市浄光寺で、第25世・大島豊扇師から第26世・大島英翠師への法灯継承式が執り行われた。管内外より多くの有縁各聖並びに檀信徒らが参列した。
午前10時より入寺練行列が開始。当日は雲一つない晴天に恵まれ、新住職一行は多くの参列者に見守られながら境内を練り歩いた。師衆入堂に際しては、檀信徒による和讃が奉唱された。この日の為に用意された歌には豊扇師・英翠師の名が織り込まれ、本堂は厳かでありながら温かな空気に包まれた。式典中盤には、福島県宗務所長・氏家輝明師より辞令伝達が行われ、続いて退住職から新住職へ払子が手渡された。
その後の入寺奉告文では、浄光寺開山以来の歴史、師母・豊扇師の法功への深謝、法灯継承・寺院興隆への宣誓が述べられた。とりわけ戊辰戦争にまつわる寺歴に触れると、寺院への思いが溢れ、英翠師は声を震わせた。戦争以前は広大な敷地を有していた浄光寺。しかし、戦火により現在の鬼子母神堂を残し、伽藍・宝物等の全てが焼失した。英翠師は、寺院復興のため尽力した当時の住職・日意上人が記した過去帳に出会い、その記録に深く心動かされたという。
法要後の謝辞では『歴代住職たちの重積がのしかかるが、長い歴史の中のほんのひとときをお預かりする気持ちで、これからも檀信徒教化に邁進していきたい』と決意を表明した。そのひたむきな言葉に、堂内には涙ぐむ人たちの姿が見られた。



















