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2024年9月5日号

東京北 檀信徒研修道場

東北240911①【東京北】令和6年9月5日、6日、総本山身延山久遠寺に於いて、檀信徒32名、教師27名が集い檀信徒研修道場が開催された。一日目、快晴のもと上野駅前駐車場よりバスにて出発した一行は新東名自動車道、中部横断自動車道を通過し、総本山身延山久遠寺へ到着。午後2時より久遠寺旧書院にて総本山身延山久遠寺法主持田日勇猊下より輪番給仕の委嘱を賜り、その後大本堂にて大導師に荒居稔宣宗務所所長、副導師に新井智顗布教師会会長、竹内煌雲修法師会会長、神保泰晴社教会会長、金森錬成声明師会副会長のもと法要が執り行われた。法要では長昌寺檀信徒の井出健三郎氏が、参拝団を代表して「法華経・お題目の日蓮宗檀信徒として、今後も護法精進に励みます。」と、大本堂御宝前で誓いを申し上げた。法要後一行は祖師堂、日蓮聖人の御真骨堂をお参りし身延山境内にて記念撮影を行なった。その後一行は御廟所を参拝し、落井良彦宗務担当事務長御導師のもと参拝団一同で御経を一読、御題目を唱和し、日蓮大聖人へ報恩と感謝の志を捧げるとともに参拝団の道中安全を祈念した。夕刻に清水房に到着し、夕食前に東京北部選出宗会議員渡辺彰良上人よりご挨拶を賜り、一日目の行程を終了した。

二日目、一行は起床後総本山身延山久遠寺の朝勤に参列した。朝勤では身延山久遠寺法主持田日勇猊下御導師のもと久遠寺山務院、学僧による厳粛な法要が執り行われ、参列した一行はその姿を見て大いに感銘を受けた。法要後は身延山総務浜島典彦上人より御法話を拝聴した。朝勤後清水房で朝食を頂いた後、一行は身延山ロープウェイに乗り身延山思親閣を参拝し御開帳法要を厳修し、法要後には思親閣別当下里是龍上人より御縁起を拝聴した。清水房に戻り引き続き閉校式が行われ、荒居稔宣宗務所所長、清水房住職内野光智上人、冠哲史伝道事務長より挨拶を賜った。その後身延山参道にてお買い物をし、昼食会場である「ゆばの里」でゆば料理を堪能した後、夕刻には上野駅前に無事の到着を以て全行程を円了した。

2024年6月16日号

東京北 管区伝道企画会議

東北240619③【東京北】6月16日(日)、谷中大行寺(荒居稔宣住職)において令和6年度管区伝道企画会議が、宗務所所長・宗会議員・伝道担当事務長・宗務担当事務長・広報委員長・五会代表・参事・書記局員・通信員・伝道事務局員・広報委員の合計35名出席で開催された。

始めに、荒居宗務所所長から挨拶を頂戴した。引き続き、渡邉彰良宗会議員より現状の宗政について説明を頂戴した。引き続き、宗務院よりお越しいただいた伝道部伝道企画課長の太田順祥上人より宗門の長期布教方針となる「いのちの合掌」について今一度、その内容についてご説明を賜わった。また、日蓮宗といえば「いのちに合掌」といったことが世の中に浸透するような布教を教師一人一人が取り組んでいくようお願いがあった。その後、令和6年度管区伝道企画会議討議項目である、①葬儀や法事に関する問題点や課題について話し合ってください。また、その解決策があればご提示してください。②葬儀や法事において、何か工夫していること、是非行った方が良いと思うことがあれば教えてください。③日蓮宗の強みと弱み。以上3点に関して討議され各聖より様々なご意見を頂戴した。

結びに荒居宗務所所長の発音にて玄題三唱し無事閉会となった。東京都北部では今回の管区伝道企画会議をはじめ管内教師大会や宗政懇談会を開催し、宗会議員より現今の宗政の説明と管内教師の意見交換の場を設け、管内和合の一助となっていることから、今後も大切な場として様々な会議、活動が執り行われることを切望する。

2024年3月13日号

東京北 第64回教師研修会

東北240315③【東京北】令和6年3月13日、東京都北部布教師会主催の第64回教師研修会が谷中経王寺(冠哲史住職)に於いて開催された。

講師には講談師の七代目 一龍斎貞鏡師を迎え「講談師に学ぶ~話し方の心得~」と題してお話を頂戴した。

講談は、僧侶の法語を淵源にもつ日本三大話芸(落語・浪曲・講談)のひとつで、「噺す」落語、「唸る」浪曲に対して、「読む」講談は、かつては講釈とも呼ばれていた。貞鏡師は、落語が「笑い」、浪曲が「泣き」を心とするのに対して、講談はまるで見てきたように語る「嘘」のエッセンスをもっていると語る。話し方の心得について貞鏡師は、講談では、ただ大声で滑舌よく語るばかりではなく、舞楽・能楽の構成形式と同じく「序・破・急」が大事であること、聞き手の反応を気にしすぎないよう、様子を伺いながらゆっくり話すこと、結末は最後まで語らず次に繋がる含みを持たせることが大事だと話す。休憩後、引き続き貞鏡師による日蓮大聖人御一代記を拝聴した。臨場感ある語り口調と貞鏡師の実体験を混ぜつつの講談は、ご生涯をより鮮明にさせ心を奪われていく感覚であった。

なお、開催寺院となった経王寺は本年80遠忌正当の東京大空襲で亡くなられた六代目一龍斎貞山氏の墓所がある。今回の研修会は仏縁を感じる中で、僧侶の法話に役立つ内容をご教示いただき、大変、有意義な講習会となった。

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新年のご挨拶。

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