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2025年2月20日号

東京北 菅野啓清師帰山奉告式

OLYMPUS DIGITAL CAMERA【東京北】2月20日、第初行を成満した菅野啓清上人の帰山奉告式がご自坊である台東区谷中 浄延院(菅野龍清住職)で行われ、多数の僧侶檀信徒が参列した。行列では、檀信徒とともに谷中本山瑞輪寺より出発しご自坊へと行進。道中では寺院関係者が合掌し見守っていた。到着後、続いて本年成満した5名の行僧が水盤を囲み、水行式を行った。入行以前とは大きく変わった風貌と声に、檀信徒は合掌してその様子を見守っていた。奉告文では、荒行での苦修練行の寒壱百日を振り返りながら、初行成満を御宝前に奉告した。その後、来賓である荒居稔宣宗務所所長、竹内煌雲修法師会会長よりそれぞれ、第初行御成満、管内、修法師会、啓清上人の今後益々の御活躍、ご精進が祝辞で述べられた。

結びに、ご住職である菅野龍清上人より御祝辞と参列頂いた各聖並びに檀信徒に謝辞を述べられ、引き続き菅野啓清上人より、「荒行では辛いこともありましたが、行僧の皆様に支えられながら無事に成満することが出来ました、これからも日々の努力を怠らず精進して参りたいです。」と謝辞を述べ、檀信徒より盛大な拍手が送られた。その後、行僧による特別祈祷があり、帰山奉告式は無事に円成となった。

 

東京北 大坂憲伸師帰山奉告式

OLYMPUS DIGITAL CAMERA【東京北】2月20日、第初行を成満した大坂憲伸上人の帰山奉告式が御自坊である台東区谷中 龍谷寺(大坂浩規住職)で行われ、快晴ながら、寒風が吹く中、多数の檀信徒が参列した。水行式では本年成満した加行僧5人と共に水行に臨み心身を清める姿に、檀信徒は合掌してその様子を見守っていた。また、枯れた声で行われた迫力ある修法に檀信徒は熱心に手を合わせていた。来賓である荒居稔宣宗務所所長、竹内煌雲修法師会長よりそれぞれ、第初行御成満、管内、修法師会、憲伸上人の今後益々の御活躍、ご精進が祝辞で述べられた。

結びに、憲伸上人より御祝辞と参列頂いた各聖、並びに檀信徒に謝辞を述べられ後「皆様のおかげをもちまして、日蓮宗大荒行堂壱百日を成満することが出来ました。大変厳しい環境の中に身を置くことによって、日常生活に当たり前にあるありがたさ、周りの方たちの尊さ、また、自分自身の弱さ等、多くの事に気づかされた壱百日でした。荒行では人の痛みに寄り添える人間になりたいと思い、辛い修行ではありましたが日々精進して参りました。少しは強くなって帰ってこれたかとは思いますが、修法師として檀信徒の皆様に頼っていただけるよう更なる精進をして参りたいと思います。」と謝辞を述べ、檀信徒より盛大な拍手が送られた。

2025年2月19日号

東京北 七面大明神例大祭

OLYMPUS DIGITAL CAMERA【東京北】台東区谷中 本山瑞輪寺(井上日修猊下)に於いて令和7年2月19日に七面大明神例大祭・大荒行堂成満國祷会が厳修され、本年の日蓮宗加行所を成満した行僧29名が出仕し、檀信徒約50名以上が参列した。本年の日蓮宗加行所第5行を成満された罍慈恭上人(東京都善慶寺住職)が水行導師、修法導師を勤められた、水行式では29名による大迫力の水行を檀信徒は一心に合掌しその様子を見守っていた。引き続き、井上日修猊下を法要導師に更には、稲荷泰雅上人(瑞輪寺執事長)並びに吉澤順将上人(三尊教会御山主)が副導師をお勤めになられ、行僧の早く力強い読経と、一糸乱れぬ木剣による御祈祷が厳修され、国家の安泰や檀信徒それぞれの御祈願を祈念した。

その後、出仕行僧を代表し第5行、全堂代表を勤められた罍慈恭上人よりお招き頂いた井上日修猊下に謝辞を述べられ、「本年117名の行僧を統率する立場として、入行前に何を大事にして荒行に臨もうかと日々考えておりましたが、ある日、真心という言葉が脳裏に浮かんで参りました。当日は行僧に対して真心を大切に修行に邁進することをお願いをし、壱百日を過ごして参りました、そのおかげをもちまして巷ではインフルエンザといった感染症が大流行していると聞いておりましたが、行内では一人も感染症に罹らずまた、117名一人も欠けることなく成満することが出来ました。これは真心を大事に全行僧が同じ考えを共有しましたことで諸天善神に思いが通じたのだと思っております。檀信徒の皆様におかれましては、日々の反省を大事にして頂きたいと思います。反省というのは決して悪い言葉ではなく、自分自身を見つめ直す良い機会となります。是非ともその心を忘れずに開運という運命の扉をお開き頂ければと思います。」とご挨拶された。

結びに井上猊下より、ご出仕の全行僧、御来賓の参与各聖、副導師をお勤めになられた吉澤順将上人、其々に対して感謝が述べられ「本年は当山で開催の国祷会、平成20年より始まり第18回目となり、本年は日蓮宗大荒行を成満されました29名の行僧の皆様をお迎えしての七面大明神例大祭・大荒行堂成満國祷会となりました。また、荒行を成満された約四分の一の行僧の皆さんが本日お集りを頂き、皆様方は沢山功徳の詰まった御祈祷を受けました。必ず大きなご利益があるはずでございます。」と述べられ、その後、山内の東京七面山堂内にて行僧による特別祈祷があり、七面大明神例大祭・大國祷会は無事円成した。なお、七面山堂内に安置されている七面大明神は現在修復をされており、予定では来年の5月19日の七面大明神大祭において元のお姿がよみがえる。

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新年のご挨拶。

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