全国の通信記事
2024年4月14日号
滋賀 立教開宗護法大会
【滋賀】宗務所(稲葉英量所長)主催、檀信徒協議会(勝見茂司会長)協賛のもと立教開宗護法大会が4月14日、大津市ピアザ淡海にて開催。教師檀信徒約100人が参加した。
法味言上後、稲葉英量所長は「今から40数年前、当時の清水龍淵所長が「日蓮聖人は、旭が森で初めてお題目を唱えたが、比叡山横川常光院を中心として近畿一帯を12年間研鑽し立教開宗の礎となったのがこの滋賀県である。」と言われていたのが印象に残っている。ここ滋賀もまた日蓮聖人と深い縁がある。」と挨拶した。
その後、村尾泰孝上人(大阪市寶泉寺住職)を迎え「立教開宗について」と題し講演。
「なぜ法華経でなければならないのか、その理由を説き。法華経の信仰の在り方、お題目を唱えると言う事を宣言する。これこそが立教開宗である。」と方便品、壽量品の意味から日蓮聖人の立教開宗に至るまで、分かりやすく解説。檀信徒はその軽妙な語り口に引き込まれていった。
2024年2月20日号
滋賀 本井宏洋師・帰山奉告式
【滋賀】2月20日、初行成満した本井宏洋師の帰山奉告式が大津市寂光寺にて執り行われ、教師檀信徒40約人が参加した。
式に先立ち、本堂正面で行僧3名による迫力ある水行が行われ、その後、本堂にて帰山奉告式が執り行われた。
謝辞で本井宏洋師は「数年前に交通事故を起こし半ば入行する事を諦めていたが、先輩僧はじめ様々な方の後押し支えがあって、本日無事に帰山奉告式が出来た。皆様から頂いたご恩はこの木剣修法を通してお返ししていけたらと思う。」と述べた。(清水篤通信員)
2024年2月18日号
滋賀 護法統一信行会
【滋賀】宗務所(稲葉英量所長)主催、檀信徒協議会(勝見茂司会長)協賛のもと護法統一信行会が2月18日、甲賀市忍びの里プララにて開催。教師檀信徒約200人が参加した。
法味言上後、稲葉英量所長は「今年は元日早々、能登半島地震により甚大な被害が出ている。我々が出来る事は少ないが、滋賀管内で義援金を募って被災地へと送り、支援の一助となればと思う。」と挨拶した。
その後、三木大雲上人(京都市蓮久寺住職)を迎え「信仰心について」と題し講演。
「日蓮聖人は、今の世は苦しみが満ちる末法の世であり法華経でしか成仏出来ないとお釈迦様が仰っておられると。だからこそ南無妙法蓮華経に帰依すべきである。」と自らの経験を交えながら常に神仏が見守っているという事を語り、その軽快な語り口に檀信徒は引き込まれていった。
講演後、今年初行として成満した寂光寺修徒本井宏洋上人を導師として修法師会による法楽加持で参加者の信行増進を祈願し信行会を締め括った。