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2024年9月8日号

滋賀 檀信徒のつどい

滋賀241007②【滋賀】檀信徒協議会(勝見茂司会長)主催、宗務所(稲葉英量所長)協賛による第28回檀信徒のつどいが9月8日、近江八幡市男女共同参画センターG-NETしがにて開催、僧侶檀信徒100約名が参加した。

法要後、稲葉英量所長は「継続させるということが難しい中、この檀信徒のつどいが長く開催されることは、誠に喜ばしく、準備された檀信徒協議会をはじめ皆様方に御礼申し上げる。」と謝辞を述べた。

清水良一上人(大津市妙光寺住職)が「但行礼拝」と題し講演。

自身の生い立ちから信行道場で35日間毎日受けた主任先生の訓辞「常不軽菩薩品の二十四字」に自身が救われた事、またその常不軽菩薩品について解説。檀信徒はその丁寧な語りに聞き入った。

その後、神山文将上人(甲賀市妙沾寺

住職)導師による唱題行を行い、つどいの最後を厳かに締めくくった。

2024年8月17日号

滋賀 本像寺第51回青少年修養道場

滋賀240830(修養道場)■滋賀・本像寺第51回青少年修養道場

◎「合掌の心育てよう」テーマに

守山市本像寺主催/8月17~19日/同寺で/参加30人/

「ありがとう」をサブテーマに、道場中に気づいた「ありがとう」を「ありがとうシート」に書き留め、その数は100枚に達した。(支局発)

2024年7月15日号

滋賀 豊臣秀次公顕彰法要

滋賀240717②【滋賀】滋賀県近江八幡市の平野に聳える八幡山の頂上に建立された日蓮宗唯一の門跡寺院である瑞龍寺。豊臣秀次公の菩提を弔うため母の瑞龍院日秀大比丘尼によって建立されたこの寺院で、令和六年七月十五日(月・祝)午前十一時より豊臣秀次公顕彰法要が詫間日郁尼公猊下導師のもと執り行われた。本年は豊臣秀次公の第四三〇遠忌・日秀大比丘尼第四〇〇遠忌の記念すべき年である。この法要は昭和五十年代から八幡山麓にある秀次公像の前で豊臣秀次公顕彰法要準備会の主催により執り行われていたが、昨年から瑞龍寺の主催となり顕彰法要準備委員会を協賛とし瑞龍寺本堂にて行われている。詫間日郁尼公猊下の尽力により往時の風格と荘厳さを取り戻した瑞龍寺、その境内には秀次公の像が法要参詣者や観光客を見守るかのように鎮座し式衆の厳かな読経の声が山内に響き、門跡の為に作成された瑞龍寺和讃が滋賀県下の和讃団によって奉納された。法要後、尼公猊下は秀次公の辞世に涙しながらの挨拶で来し方門跡運営の苦労を語り、また当日盛況だった法要成功の感謝を約百二十名の参詣者に述べられた。そしてこの記念すべき法要を終えても弛むことなく、次の機に備え門跡と地域が手を取り合って継続する努力を訴えた。続く来賓挨拶では近江八幡市長の姿も見え、地域との強い結びつきも感じさせている。

 

この法要を執り行う前には、招かれていた越後上越上杉おもてなし武将隊による演舞が披露され参詣者ばかりでなく一般観光者を楽しませており、また法要後には第二部として秀次と源氏物語と題された講演が行われている。

信仰ばかりではなく歴史や文化、地域振興の面に渡り多くの人々に裾野を拡げる試みが用意され、門跡と顕彰法要準備会が如何に視野を広げているか感じられた。

 

帰路につく参詣者は笑顔を浮かべながらも誇らしげであり、門跡という尊貴な立ち位置でありながら地域と強く結びついている事を感じさせた。

詫間尼公猊下の人柄と努力、それに共感し尽力する執事長や弟子の熱意、檀信徒や地域住民との親和を肌で感じる素晴らしい法要であった。

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新年のご挨拶。

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